今シーズンから米ツアーに本格参戦した石川遼のデビューは、いわば3打席3三振だったといってよい。
初戦のヒュマナチャレンジ、2戦目のファーマーズ・インシュランスオープン、3戦目のフェニックスオープンともに予選落ち。それも“惜しくも”という形容詞がつけられないほどの完敗だった。
3戦のデータがその惨状を物語っている。ティショットでフェアウエイを捉えた確率は52.58%、グリーンにパーオンできた確率は65.87%、パッティングは1ホール平均1.82と、各部門とも100位を大きく下回った。
結果と数字だけを見れば、最悪のスタートである。本人の口が重いのも致し方ないだろう。
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photograph by Taku Miyamoto