ソフトバンクのブルペンは迫力がある。攝津正や大隣憲司、岩嵜翔、寺原隼人、新垣渚、武田翔太、パディーヤら豪華な面々がずらりと並ぶ。そんな中、今季のドラフト1位、東浜巨が目立たない。ルーキーイヤーに8勝を挙げた武田が迫力のあるストレートを投げ込む隣で、東浜は黙々とフォーム固めに取り組んでいる。
じっと見つめていた王貞治会長は「ブルペンだけを見ていると存在感がないんだ。バッピー(打撃投手)のような投げ方をして……。攝津が入団した時がそうだった。力みのないフォームで球が打者の手元で伸びる。実戦向きのタイプなんだろうね」と東浜を評した。
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photograph by NIKKAN SPORTS