2度の転倒にもめげず、李娜は全豪の決勝を戦い抜いた。表彰式では、トレードマークとなったくしゃくしゃの笑顔を見せた。優勝はならなかったが、彼女もまた大会のウイナーだった。
ビクトリア・アザレンカと争った決勝の第2セット、李娜は左足首をひねって転倒。テープで固めて試合を続けたが、踏ん張りがきかず第3セットに2度目の転倒、後頭部を打ちつけた。大事に至らなければいいが、とその場の全員が固唾を呑む。その時、スタジアムの巨大画面に彼女の大きな笑顔が映し出された。
試合後、本人がいきさつを説明した。
「一瞬、目の前が真っ暗になった。フィジオに(打撲の影響を見ようと)『指の動きを目で追って』と言われたけど笑ってしまったの。病院みたいだったから」
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photograph by Hiromasa Mano