プロスポーツ選手はエンターテイナーであるべきだと私は思う。辛い思いをしている日本の人々のために何ができるかを考えたら、迷いはなかった」
8月8日、サントリーへの入団会見を行なったジョージ・スミスは、原発事故の影響に苦しむ日本への移籍について聞かれ、そう答えた。昨季で引退したジョージ・グレーガンの後継者として来日したのは、史上最年少の29歳4日で100キャップに到達、密集で相手ボールをむしり取る『ジャッカル』の職人。110キャップを積み重ねた元豪州代表FLだが、「自分自身まだまだ向上していかなければいけない。日本の選手からも学ぶことは多いと思う」と、静かに抱負を述べた。
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photograph by Nobuhiko Otomo