このところ、毎年のように「混戦」と形容され、最終節まで優勝争いがもつれるJ1だが、どうやら今年は、すんなり優勝が決まりそうな気配である。
18節を終えて首位に立った名古屋が、積み上げた勝ち点は54(25節終了時点。以下同じ)。2位以下が日替わりでもたつき、団子レースを繰り広げているすきに、2位との勝ち点差は9まで広がった。
名古屋には一昨年、同時期に首位に立ちながら、3位鹿島に逆転優勝をさらわれた経験がある。だが、当時の48を上回るハイペースで勝ち点を重ねている今年は、同じ首位でも裏付けに差がある。
しかも、J1のリーグ戦が18クラブによる1シーズン制となった'05年以降、首位と2位との勝ち点差9というのは最大差でもある。
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photograph by Hiroyuki Setsuda