今回のワールドカップで採用された新ボール、「ジャブラニ」。大会前から様々な選手が、これをコントロールすることの難しさを語っていたが、確かに、今大会では簡単なトラップミスやパスミスが目立っていた。
同様に、FKを直接決めるゴールが極端に少なかったのも特徴である。
例えば、ファンペルシ(オランダ)はブラジルとの準々決勝で、前後半各1本ずつのFKでゴールを狙ったが、2本ともまったく同じように大きく浮かした。
印象としては、下からこすり上げようとしても軽すぎて回転がかからず、そのまま上へ飛んで行ってしまった、といった感じだ。翌日の試合では、メッシ(アルゼンチン)もまた、大きくゴールの上を越えていくFKを蹴っている。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Takuya Sugiyama(JMPA)