#752

記事を
ブックマークする

まだ18歳。 中上貴晶は必ず世界に返り咲く。 ~1年後のモト2参戦目指す!~

男らしい顔つきになって全日本に復帰した中上だが、勝利の瞬間は涙を堪えきれなかった

 世界グランプリで思うような成績を残せず、今季から全日本に復帰してST600クラスにエントリーする中上貴晶が、筑波で行なわれた開幕戦で優勝した。このクラスは、今年の全日本では一番の激戦区。それだけに中上の開幕戦の快走は、大きな注目を集めた。

 中上は、ポケバイをやっているころから、故加藤大治郎選手をしのぐ逸材といわれた。その期待に応えるように、中学3年生のときには、全日本125ccクラスで全戦全勝を達成、史上最年少記録でチャンピオンに輝いた。この年には、WGPを運営するドルナのスカラシップ、モトGPアカデミー生にも抜擢されてスペイン選手権に参戦。その後、順調にステップアップし、16歳でWGP125ccクラスにフル参戦を果たした。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Satoshi Endo

0

0

0

前記事 次記事