全日本が連日、ドラマチックな“春の嵐”に見舞われている。
まずは肝心の大黒柱・武藤敬司が3月9日、都内の事務所で緊急会見。古傷の右ヒザが悪化し、医師に「変形性ヒザ関節症」と診断され、手術のために長期欠場すると発表したのだ。
社長兼エースのダウンは、営業・戦力の両面で大きな痛手。関係者には当然、ショックが広がった。会見に詰めかけた担当記者たちも「海外遠征の発表かな」ぐらいに思っていただけに、「本当かよ!」と一様に驚きの声を上げていた。
武藤に重なる、亡き三沢光晴の姿。
武藤は新日本時代、右ヒザの治療で3度手術を行なっている。鎮痛剤の量も増え、日常生活にも支障をきたすようになっていた。
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