宮古島キャンプで久しぶりに会うと、若返ったオリックスの精神的支柱になっていた。9年ぶりに日本球界復帰を果たした40歳、田口壮のことである。
先月5日、小瀬浩之が突然亡くなった。その時、茫然としている選手会長の日高剛に、あるアドバイスを送ったという。
「カージナルス時代にも選手が突然亡くなったことがある。その時は棺を送り出す際に、一列に整列して見送った」と自らの経験を話し、それを区切りに頭を切り替えようと伝えた。日高も田口のアドバイスがなければ、どう対処すべきか分からなかったかもしれない。様々な引き出しを持っている田口に感謝していた。
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photograph by Tamon Matsuzono