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'10年シーズンを占う 合同テストがスタート。 ~F1各チームの前評判は?~

N・ロズベルグ(左)と4年ぶりに復帰したM・シューマッハーを擁する新生メルセデスGP

 長いオフが終わり、新しいシーズンの最初の一日が2月1日から始まった。昨年11月1日の最終戦アブダビGP以後、レギュラードライバーによる公式テスト走行は一切禁止され、旧モデルを用いた次期ニューマシンの先行開発ランもなされずにきた。これはFIAがコスト削減を名目に定めたためである。

 例年より半月ほど遅い1月下旬から'10年のニューマシンが続々発表となった。まず25日にメルセデスGP(前ブラウンGP)が旗揚げし、この冬復帰が話題となったM・シューマッハーとN・ロズベルグの新体制が公表された。ここでは'10年モデルは公開されず、旧型に新たなカラーリングを施してアピール。ドイツの“シルバーアロー軍団”が55年ぶりに蘇る。1月に41歳になったシューマッハーは3年のブランクこそあるが、GP2マシンでの“自主トレ”も行ない心身ともに万全。24歳のロズベルグとのコンビに注目が集まる。

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photograph by Bongarts/Getty Images

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