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テスト激減の果てに モトGPを待つ未来とは。 ~縮小するメーカーの存在感~

最終戦バレンシアGP直後に行なわれたテストの模様。ライダーはA・ドヴィツィオーゾ

 不況の影響で、モトGPのテストが大幅に減らされた。最終戦バレンシアGPの直後に行なわれた11月9日からの3日間を最後に、来季からモトGPクラスにスイッチするルーキーたちの特別テストを除き、2月上旬のマレーシアまで約3カ月間は事実上のオフとなった。12月から1月まではテスト禁止期間だが、そんなルールが必要ないほど動きのない日々が続く。

 そもそもは、過熱する開発競争でオフシーズンのなくなったライダーやスタッフのために、テスト禁止期間を設けたのが始まりである。その後、ミシュランとブリヂストンの間でタイヤの開発競争が激しくなり、高騰するコストを抑制するためにテスト日数を制限した。

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photograph by Satoshi Endo

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