シーズンも最終盤になって、女子世界ランキングの国内トップが入れ替わった。ITFサーキット(ツアー下部大会)のダンロップ・ワールドチャレンジで優勝したクルム伊達公子が前週の82位から71位に浮上、森田あゆみに代わって日本勢の最上位となったのだ。
「100位以内という目標をクリアできて、しかもツアー大会で優勝できるとは思ってもみなかった。出来すぎです」と1年を振り返った伊達だが、国内トップ浮上に関しては「12年のブランクのあった私がトップになるのは、日本の女子テニスにとって、いい状況ではない。若い選手に育ってほしいという気持ちは当然ある」と渋い表情を見せた。
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photograph by Hiromasa Mano