2015年から2018年まで、箱根駅伝4連覇という偉業を達成した青学大。その金字塔を支えた“叩き上げ”選手を生んだ「二軍寮」のリアルを聞いた / photograph by (L)JIJI PRESS、(R)本人提供 2025年、2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 現在は菓子メーカーのブルボンで営業をつとめる池田さん ©︎Satoshi Wada 2017年の箱根では9区を走り、チームの3連覇に貢献した池田さん。復路のエース区間を区間2位の好走だった ©JIJI PRESS 箱根には届かなかったものの、卒業後はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©NumberWeb 環境は良いとはいえ、厳しいサバイバル環境であった二軍寮時代を振り返る池田さん ©NumberWeb 青学大時代の田村さん/本人提供 青山学院大学を“箱根駅伝の覇者”へと育てあげた原晋監督 ©Takashi Shimizu 二軍は朝練習も原監督の目が届かない。それだけに自律心が試される環境ではあったという ©Takashi Shimizu 2025年、2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 現在は食品会社のブルボンで営業をつとめる池田さん ©︎Satoshi Wada 現在はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©Nanae Suzuki 2017年の箱根では9区を走り、チームの3連覇に貢献した池田さん。復路のエース区間を区間2位の好走だった ©JIJI PRESS 環境は良いとはいえ、厳しいサバイバル環境であった二軍時代を振り返る池田さん ©NumberWeb 青学大時代の田村さん/本人提供 2015年から2018年まで箱根駅伝で4連覇を達成した青学大。当時のチームに貢献した「二軍寮」に送られる選手には、原晋監督の眼力が…? ©BUNGEISHUNJU 2015年、2016年の箱根駅伝1区で2年連続の好走を見せた久保田。そんなエースも一時、二軍寮にいた ©JIJI PRESS 青学大では箱根に届かなかったものの、卒業後はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©NumberWeb 一軍復帰が確定的になった際にはピザでお祝いしたという田村さん ©NumberWeb 半年間の二軍寮生活を経て、一軍寮に「戻ってきた」という達成感があったという池田さん ©NumberWeb 二軍に送る選手は純粋なタイムだけでなく「原監督なりの判断があったのでは」という ©Kiichi Matsumoto 二軍寮時代に培った自律心を武器に、自分の実力をあげていった青学時代の田村さん/本人提供 2017年、最初で最後の箱根路では9区を走り、区間2位の好走。チームの3連覇に貢献した ©JIJI PRESS 現在はブルボンで営業を務める池田さん ©Satoshi Wada 3年時には焼津みなとマラソンのハーフ大学生の部で優勝するなど活躍も見せたが、本人曰く「あと一歩が足りなかった」/本人提供 現在は日本トップクラスのトレイルランナーとして活躍する田村さん ©Nanae Suzuki 大学時代の神野と田村 写真は本人提供 壮絶なレースも軽やかに振り返る田村 ©Nanae Suzuki ハセツネ30K、3位でのゴールに笑顔はなかった 写真は本人提供 ウルトラトレイルマウントフジ「KAI」の優勝を決めて。開放感に満ちた笑顔が弾けた 写真は本人提供 現在の田村さん ©Nanae Suzuki 現在の田村さん ©Nanae Suzuki サラリーマン時代 写真は本人提供 青学時代のチームメイトと田村さん(中央)、合宿地にて 写真は本人提供 青学大・若林宏樹。5区を3度走り、全て総合優勝。写真は1年時、往路優勝後に原監督がねぎらうシーン ©Nanae Suzuki 【今年の箱根駅伝】往路優勝会見で。太田の話に思わず笑顔になる、若林(奥)と鶴川(左から2番目) ©Nanae Suzuki 【今年の箱根駅伝】6区史上初の56分台=56分47秒を記録した野村。従来の記録(57分17秒)を30秒も更新 ©Kiichi Matsumoto 【今年の箱根駅伝】大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto 往路優勝のゴール直後、5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【1枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【2枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 4区区間賞の青学大・太田蒼生(4年)。左手薬指に指輪が光る【1枚目/全2枚】 ©Yuki Suenaga 4区区間賞の青学大・太田蒼生(4年)。左手薬指に指輪が光る【2枚目/全2枚】 ©Yuki Suenaga 往路優勝後の記者会見【1枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【2枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【3枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中 ©Kiichi Matsumoto 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】3年時の太田と若林(右から) ©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】青学大・原晋監督(箱根駅伝復路で) ©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】3区、駒大・佐藤圭汰(2年)と青学大・太田蒼生(3年)。3区スタート時の22秒差を逆転、最後のスパートで太田が佐藤を抜き去った【1枚目/全2枚】 ©Naoya Sanuki 【昨年の箱根駅伝】3区、駒大・佐藤圭汰(2年)と青学大・太田蒼生(3年)【2枚目/全2枚】 ©Naoya Sanuki 【昨年の箱根駅伝】青学大5区の若林宏樹(3年)、2位駒大に2分38秒差をつけてゴール。青学大の往路優勝は2年ぶり ©Nanae Suzuki

青山学院大学を“箱根駅伝の覇者”へと育てあげた原晋監督 ©Takashi Shimizu

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2015年から2018年まで、箱根駅伝4連覇という偉業を達成した青学大。その金字塔を支えた“叩き上げ”選手を生んだ「二軍寮」のリアルを聞いた / photograph by (L)JIJI PRESS、(R)本人提供 2025年、2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 現在は菓子メーカーのブルボンで営業をつとめる池田さん ©︎Satoshi Wada 2017年の箱根では9区を走り、チームの3連覇に貢献した池田さん。復路のエース区間を区間2位の好走だった ©JIJI PRESS 箱根には届かなかったものの、卒業後はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©NumberWeb 環境は良いとはいえ、厳しいサバイバル環境であった二軍寮時代を振り返る池田さん ©NumberWeb 青学大時代の田村さん/本人提供 青山学院大学を“箱根駅伝の覇者”へと育てあげた原晋監督 ©Takashi Shimizu 二軍は朝練習も原監督の目が届かない。それだけに自律心が試される環境ではあったという ©Takashi Shimizu 2025年、2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 現在は食品会社のブルボンで営業をつとめる池田さん ©︎Satoshi Wada 現在はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©Nanae Suzuki 2017年の箱根では9区を走り、チームの3連覇に貢献した池田さん。復路のエース区間を区間2位の好走だった ©JIJI PRESS 環境は良いとはいえ、厳しいサバイバル環境であった二軍時代を振り返る池田さん ©NumberWeb 青学大時代の田村さん/本人提供 2015年から2018年まで箱根駅伝で4連覇を達成した青学大。当時のチームに貢献した「二軍寮」に送られる選手には、原晋監督の眼力が…? ©BUNGEISHUNJU 2015年、2016年の箱根駅伝1区で2年連続の好走を見せた久保田。そんなエースも一時、二軍寮にいた ©JIJI PRESS 青学大では箱根に届かなかったものの、卒業後はトレイルランナーとして活躍する田村さん ©NumberWeb 一軍復帰が確定的になった際にはピザでお祝いしたという田村さん ©NumberWeb 半年間の二軍寮生活を経て、一軍寮に「戻ってきた」という達成感があったという池田さん ©NumberWeb 二軍に送る選手は純粋なタイムだけでなく「原監督なりの判断があったのでは」という ©Kiichi Matsumoto 二軍寮時代に培った自律心を武器に、自分の実力をあげていった青学時代の田村さん/本人提供 2017年、最初で最後の箱根路では9区を走り、区間2位の好走。チームの3連覇に貢献した ©JIJI PRESS 現在はブルボンで営業を務める池田さん ©Satoshi Wada 3年時には焼津みなとマラソンのハーフ大学生の部で優勝するなど活躍も見せたが、本人曰く「あと一歩が足りなかった」/本人提供 現在は日本トップクラスのトレイルランナーとして活躍する田村さん ©Nanae Suzuki 大学時代の神野と田村 写真は本人提供 壮絶なレースも軽やかに振り返る田村 ©Nanae Suzuki ハセツネ30K、3位でのゴールに笑顔はなかった 写真は本人提供 ウルトラトレイルマウントフジ「KAI」の優勝を決めて。開放感に満ちた笑顔が弾けた 写真は本人提供 現在の田村さん ©Nanae Suzuki 現在の田村さん ©Nanae Suzuki サラリーマン時代 写真は本人提供 青学時代のチームメイトと田村さん(中央)、合宿地にて 写真は本人提供 青学大・若林宏樹。5区を3度走り、全て総合優勝。写真は1年時、往路優勝後に原監督がねぎらうシーン ©Nanae Suzuki 【今年の箱根駅伝】往路優勝会見で。太田の話に思わず笑顔になる、若林(奥)と鶴川(左から2番目) ©Nanae Suzuki 【今年の箱根駅伝】6区史上初の56分台=56分47秒を記録した野村。従来の記録(57分17秒)を30秒も更新 ©Kiichi Matsumoto 【今年の箱根駅伝】大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto 往路優勝のゴール直後、5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【1枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【2枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 4区区間賞の青学大・太田蒼生(4年)。左手薬指に指輪が光る【1枚目/全2枚】 ©Yuki Suenaga 4区区間賞の青学大・太田蒼生(4年)。左手薬指に指輪が光る【2枚目/全2枚】 ©Yuki Suenaga 往路優勝後の記者会見【1枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【2枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【3枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中 ©Kiichi Matsumoto 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】3年時の太田と若林(右から) ©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】青学大・原晋監督(箱根駅伝復路で) ©Nanae Suzuki 【昨年の箱根駅伝】3区、駒大・佐藤圭汰(2年)と青学大・太田蒼生(3年)。3区スタート時の22秒差を逆転、最後のスパートで太田が佐藤を抜き去った【1枚目/全2枚】 ©Naoya Sanuki 【昨年の箱根駅伝】3区、駒大・佐藤圭汰(2年)と青学大・太田蒼生(3年)【2枚目/全2枚】 ©Naoya Sanuki 【昨年の箱根駅伝】青学大5区の若林宏樹(3年)、2位駒大に2分38秒差をつけてゴール。青学大の往路優勝は2年ぶり ©Nanae Suzuki

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