長年にわたって名局の数々が繰り広げられた東京・将棋会館。移転前に知られざるエピソードを田丸昇九段が紹介する / photograph by Nanae Suzuki 「二・二六事件」での山王ホテルの反乱部隊 ©JIJI PRESS 戦後まもなくは後楽園球場のひと部屋で将棋が指されたこともあったという(写真はイメージです) ©BUNGEISHUNJU 特別対局室での対局光景。右側の奥から升田幸三九段、二上達也八段、有吉道夫八段。床の間の「将棋会館」の掛軸は、将棋を愛好した洋画家の梅原龍三郎が揮毫したもの ©Noboru Tamaru 手前は、1965年9月に行われた米長邦雄五段(左・当時22歳)と中原誠四段(同18歳)の王座戦の対局。米長が先輩の貫録を示し、中原のデビュー戦を撃破した ©Noboru Tamaru 1974年頃の1枚。右から野本虎次五段、森安正幸四段、森安秀光五段(2人は兄弟)、桐山清澄七段。野本以外は関西所属で、対局で来たようだ ©Noboru Tamaru 中原誠vs大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 幼い頃の藤井聡太竜王が祖父と将棋をする姿※写真を複写 ©Keiji Ishikawa 幼い頃の藤井聡太竜王がピアノを弾く姿※写真を複写 ©Keiji Ishikawa JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の1枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の2枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の3枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の4枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の5枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の6枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の7枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の8枚目) ©Shiro Miyake 23年8月、藤井七冠の名人就位式にて ©Keiji Ishikawa 八冠誕生後に、藤井と自身との比較を聞かれて「叶わないです。ハハハ」と答えていた羽生会長。実際は直接対決となった王将戦七番勝負で2勝をあげ、八冠阻止の期待もかかる ©Keiji Ishikawa 藤井聡太と伊藤匠 ©Keiji Ishikawa 和服姿の2人 ©Keiji Ishikawa 史上最年少棋士としてデビューした当時 ©Keiji Ishikawa 叡王戦に勝利し、ペコちゃん人形を受け取る藤井 ©Wataru Sato 23年8月、藤井七冠の名人就位式にて ©Keiji Ishikawa 八冠を達成した藤井 ©Keiji Ishikawa 八冠を達成した藤井 ©Keiji Ishikawa 王座戦第1局、対局後の藤井聡太七冠 ©Takuya Sugiyama 2017年6月、連勝中で快進撃真っ只中の藤井 ©Tadashi Shirasawa 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の5枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の6枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の7枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の8枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の永瀬 ©Keiji Ishikawa 2018年朝日杯の羽生-藤井(全2枚/1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年朝日杯の羽生-藤井(全2枚/2枚目) ©BUNGEISHUNJ 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の5枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の6枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の1枚目) ©Nanae Suzuki 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の2枚目) ©Nanae Suzuki 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の3枚目) ©NumberWeb 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の4枚目) ©Nanae Suzuki 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の1枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の2枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の3枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の4枚目) ©Keiji Ishikawa 2023年の竜王戦第1局、伊藤匠七段相手に先勝を飾った藤井聡太竜王・名人 ©Keiji Ishikawa 竜王戦での羽生会長 ©Keiji Ishikawa 数々の大偉業を成し遂げてきた羽生善治九段 ©Tadashi Shirasawa 1990年、19歳の頃の羽生善治 ©BUNGEISHUNJU 1987年1月、16歳だったときの羽生(1/2枚) ©BUNGEISHUNJU 1987年1月、16歳だったときの羽生(2/2枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の1枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の2枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の3枚) ©BUNGEISHUNJU 1995年の羽生善治(当時24歳) ©BUNGEISHUNJU 1995年の羽生善治(当時24歳)と谷川浩司(当時32歳)  ©BUNGEISHUNJU 1995年10月、秋の園遊会での羽生善治(当時25歳) ©JMPA 96年、羽生善治さん(当時25歳)と畠田理恵さんの結婚式の様子 ©JIJI PRESS 2005年頃の羽生善治(当時35歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 羽生-谷川の王将戦 ©BUNGEISHUNJU  1983年、22歳時の谷川浩司十七世名人 ©BUNGEISHUNJU 1984年の谷川浩司十七世名人 ©BUNGEISHUNJU 1982年の加藤一二三©Koji Kakuta 2005年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2007年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2017年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2017年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 倉敷を訪ねる大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 倉敷を訪ねる大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 中原誠 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU

王座戦第1局、対局後の藤井聡太七冠 ©Takuya Sugiyama

この記事を読む

長年にわたって名局の数々が繰り広げられた東京・将棋会館。移転前に知られざるエピソードを田丸昇九段が紹介する / photograph by Nanae Suzuki 「二・二六事件」での山王ホテルの反乱部隊 ©JIJI PRESS 戦後まもなくは後楽園球場のひと部屋で将棋が指されたこともあったという(写真はイメージです) ©BUNGEISHUNJU 特別対局室での対局光景。右側の奥から升田幸三九段、二上達也八段、有吉道夫八段。床の間の「将棋会館」の掛軸は、将棋を愛好した洋画家の梅原龍三郎が揮毫したもの ©Noboru Tamaru 手前は、1965年9月に行われた米長邦雄五段(左・当時22歳)と中原誠四段(同18歳)の王座戦の対局。米長が先輩の貫録を示し、中原のデビュー戦を撃破した ©Noboru Tamaru 1974年頃の1枚。右から野本虎次五段、森安正幸四段、森安秀光五段(2人は兄弟)、桐山清澄七段。野本以外は関西所属で、対局で来たようだ ©Noboru Tamaru 中原誠vs大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 幼い頃の藤井聡太竜王が祖父と将棋をする姿※写真を複写 ©Keiji Ishikawa 幼い頃の藤井聡太竜王がピアノを弾く姿※写真を複写 ©Keiji Ishikawa JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の1枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の2枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の3枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の4枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の5枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の6枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の7枚目) ©Shiro Miyake JT杯、藤井聡太八冠が“ファンに神対応”(全8枚中の8枚目) ©Shiro Miyake 23年8月、藤井七冠の名人就位式にて ©Keiji Ishikawa 八冠誕生後に、藤井と自身との比較を聞かれて「叶わないです。ハハハ」と答えていた羽生会長。実際は直接対決となった王将戦七番勝負で2勝をあげ、八冠阻止の期待もかかる ©Keiji Ishikawa 藤井聡太と伊藤匠 ©Keiji Ishikawa 和服姿の2人 ©Keiji Ishikawa 史上最年少棋士としてデビューした当時 ©Keiji Ishikawa 叡王戦に勝利し、ペコちゃん人形を受け取る藤井 ©Wataru Sato 23年8月、藤井七冠の名人就位式にて ©Keiji Ishikawa 八冠を達成した藤井 ©Keiji Ishikawa 八冠を達成した藤井 ©Keiji Ishikawa 王座戦第1局、対局後の藤井聡太七冠 ©Takuya Sugiyama 2017年6月、連勝中で快進撃真っ只中の藤井 ©Tadashi Shirasawa 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の5枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の6枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の7枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の藤井聡太(当時14~15歳。全8枚中の8枚目) ©BUNGEISHUNJU 2017年の永瀬 ©Keiji Ishikawa 2018年朝日杯の羽生-藤井(全2枚/1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年朝日杯の羽生-藤井(全2枚/2枚目) ©BUNGEISHUNJ 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の5枚目) ©BUNGEISHUNJU 2018年の藤井聡太(15~16歳時。全6枚中の6枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の1枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の2枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の3枚目) ©BUNGEISHUNJU 2019年の藤井聡太(16~17歳時。全4枚中の4枚目) ©BUNGEISHUNJU 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の1枚目) ©Nanae Suzuki 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の2枚目) ©Nanae Suzuki 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の3枚目) ©NumberWeb 2022年の藤井聡太(19~20歳時。全4枚の4枚目) ©Nanae Suzuki 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の1枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の2枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の3枚目) ©Keiji Ishikawa 最年少名人となった藤井聡太七冠(2023年6月、当時20歳/全6枚中の4枚目) ©Keiji Ishikawa 2023年の竜王戦第1局、伊藤匠七段相手に先勝を飾った藤井聡太竜王・名人 ©Keiji Ishikawa 竜王戦での羽生会長 ©Keiji Ishikawa 数々の大偉業を成し遂げてきた羽生善治九段 ©Tadashi Shirasawa 1990年、19歳の頃の羽生善治 ©BUNGEISHUNJU 1987年1月、16歳だったときの羽生(1/2枚) ©BUNGEISHUNJU 1987年1月、16歳だったときの羽生(2/2枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の1枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の2枚) ©BUNGEISHUNJU 1986年の羽生善治(当時16歳。全3枚中の3枚) ©BUNGEISHUNJU 1995年の羽生善治(当時24歳) ©BUNGEISHUNJU 1995年の羽生善治(当時24歳)と谷川浩司(当時32歳)  ©BUNGEISHUNJU 1995年10月、秋の園遊会での羽生善治(当時25歳) ©JMPA 96年、羽生善治さん(当時25歳)と畠田理恵さんの結婚式の様子 ©JIJI PRESS 2005年頃の羽生善治(当時35歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 2011年の羽生善治(当時31歳) ©BUNGEISHUNJU 羽生-谷川の王将戦 ©BUNGEISHUNJU  1983年、22歳時の谷川浩司十七世名人 ©BUNGEISHUNJU 1984年の谷川浩司十七世名人 ©BUNGEISHUNJU 1982年の加藤一二三©Koji Kakuta 2005年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2007年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2017年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 2017年の渡辺明 ©BUNGEISHUNJU 倉敷を訪ねる大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 倉敷を訪ねる大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 大山康晴 ©BUNGEISHUNJU 中原誠 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU 升田幸三 ©BUNGEISHUNJU

この記事を読む

ページトップ