Sports Graphic Number MoreBACK NUMBER

矢田みくに、廣中璃梨佳、田中希実、不破聖衣来…日本女子陸上界の実力者が集結する第46回クイーンズ駅伝の注目選手とレースの見どころ

posted2026/11/06 06:01

 
矢田みくに、廣中璃梨佳、田中希実、不破聖衣来…日本女子陸上界の実力者が集結する第46回クイーンズ駅伝の注目選手とレースの見どころ<Number Web> photograph by AFLO

昨年の覇者エディオンを牽引するのは、愛知・名古屋アジア大会で女子マラソン銅メダルを獲得した矢田みくに

text by

和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

PROFILE

photograph by

AFLO

 11月22日に宮城県で開催される全日本実業団対抗女子駅伝、通称「クイーンズ駅伝」。前回の上位8チーム(クイーンズ8)に加え、10月18日に行われた全国統一予選会「プリンセス駅伝」を突破した16チームを合わせた24チームが女子駅伝日本一を争う。

 全6区間42.195kmで競うクイーンズ駅伝は、3区(10.6km)と5区(10.0km)の比重が大きいが、1区(7.0km)での出遅れは厳禁。また、外国人選手も登場する4区(3.6km)も、最短区間ながらおろそかにはできない。いかにバランスの良いオーダーを組めるかが、優勝への鍵だ。

「女子駅伝日本一」の行方

 前回はエディオンが出場32回目にして初優勝。今季はマラソンで活躍した細田あいが現役を退いたものの、強力な二枚看板を擁する。9月に愛知・名古屋アジア大会で女子マラソン銅メダルを獲得した矢田みくにがエース、主将としてチームを牽引。3年連続1区を担い、前回区間賞の水本佳菜も数々の国際大会で日の丸を付けている。

ADVERTISEMENT

 2021年、2023年の優勝を含む6年連続表彰台の積水化学は、タレントが豊富で、今回も優勝候補の一角。アジア大会では、山本有真が5000m4位、佐藤早也伽がマラソン4位、道下美槻が1500m8位と、それぞれ活躍を見せた。さらに、8月の北海道マラソンを大会新記録で制した新谷仁美、世界選手権2度出場の木村友香ら経験豊富な選手に加え、入社2年目にして主力を担う山﨑りさ、前回6区区間賞の佐々木梨七ら若い選手も力がある。

 前回2位のJP日本郵政グループは、ユニクロに移籍した廣中璃梨佳の穴を埋めるのが急務だが、前回欠場の鈴木亜由子や菅田雅香が復調し、新人の米澤奈々香と吉田彩心が勢いをもたらす。さらには、前回4区で区間新記録を打ち立てたカリバ・カロラインも控える。10年連続でクイーンズ8入りを果たし、そのうち優勝4回、2位2回、3位2回と、抜群の安定感を誇り、今回も優勝争いに加わってきそうだ。

【次ページ】 「勝ち上がり組」 にも注目

1 2 NEXT
#廣中璃梨佳
#田中希実
#矢田みくに
#不破聖衣来
#山本有真
#五島莉乃

陸上の前後の記事

ページトップ