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「最下位脱出目指す楽天は“エンジンの大きな投手”狙い」「ロッテのキーマンは“ファームの盗塁王”」ドラフト全指名予想《楽天・中日・ロッテ編》
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安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/20 11:00
ファームで全球団最多の盗塁数を記録した高義博内野手(オイシックス新潟・172cm75kg)
青山学院大の渡部(海)捕手は1位で消えるに決まっているし、2位でウチより先に亜細亜(大)の前嶋(藍)君が指名されたんで、「こりゃあ、たて続けにオリックスさんあたりに獲られるな」と観念してたら、西野(啓也)君でしょ。今年の指名運は凄かった。
高校生ルーキーの岡村(了樹)が最後のところで一軍デビュー果たしましたが、レギュラーの佐藤(都志也)も来年29歳で、もう中堅からベテラン。後釜を、松川(虎生)と競ってもらって、松川も1つ年下に競争相手が出来て、負けるわけにはいかんでしょう。
野村(亮輔)君は5位指名になりましたけど、西野君がヨソに獲られていたら、3位もありました。150キロ前後の速球があって、空振りをとれるスライダーがあって、ものすごいタフネス。
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益田(直也)のようなストッパーにという目論見もありますね。おかげさまで、横山陸人が初めての「セーブ王」いただけるほど立派になりましたけど、抑え役は負担も大きいので、出来れば複数いてほしい。大事にせんとね。
6位の川島(謙心)君は、文字通りの未完の大器ですね。右の本格派として、田中晴也や木村優人、(石垣)元気に続いていける素材ですよ。
隠し球の4位には「イースタンの盗塁王」
4位ですか? 実は高(義博)君については、いちばん最後にじっくりと思って、取っておいたんですよ。
今年のファーム・リーグ全体を通じて断トツの盗塁王(48盗塁)です。今年のウチのドラフトは、即戦力の剛腕をいかに獲るかと、下位で高君が獲れるかどうか。そこが大きなテーマでした。
4年前に一軍で盗塁王になった高部(瑛斗)が、故障もあって今年はなかなか走れなかったし、最高で藤原(恭大)の12盗塁。走れる選手が絶対的に欲しかったし、彼の場合はファーム東地区の試合で実際にNPBの捕手から奪った48盗塁。これは信頼できます。
守備率もほとんど9割8分と精度が高い。友杉(篤輝)も、見たらきっとあわてるんじゃないですか。
ウチの「4位指名」って、イチローさんじゃないけど、なかなかのメンバーなの、ご存じですか? ストッパーの益田直也に、横山陸人でしょ、中継ぎ左腕の高野脩汰。それに、「ウチのホームラン王」の山口航輝もいるじゃないですか! ちょっとした「出世枠」なんですよ。ま、余談ですけどね。
今年はシーズン始まってすぐの4月に種市(篤睴)のアキレス腱断裂から始まって、もうどうなることかと思いましたけど、秋のドラフトでいい事いっぱいありました。
終わりよければ、すべて良し。そうなるように願いたいものですね。
<ヤクルト・オリックス・広島編へ続く>
