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「2カ月間ツラかった」日本代表MF“また移籍消滅危機”が一転…フランスメディア絶賛「戦略的な勝利だ」中村敬斗、名門リヨン電撃加入ウラ事情
posted2026/10/12 11:03
リヨンに加入した中村敬斗。フランスでも日本代表でも果敢な仕掛けを見せてほしい
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アレクサンダー・オウコット(アル・ジャジーラ・インターナショナル)Alexander Aucott (Al Jazeera International)
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DPPI via AFP/JIJI PRESS
拒まれた移籍と未来への紳士協定
スタッド・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、2025-26シーズンへ向けた移籍マーケットが閉じられた後、中村敬斗に対するベシクタシュやビジャレアルのオファーを拒否した経緯について、『レキップ』紙に次のように述べている。
「ケイト・ナカムラへのとても魅力的なオファーを、我々は拒んだ。彼はこのクラブに残るべき戦力だと、私たちは考えている。いかなる申し出にも、クラブには拒否する権利がある」
1シーズンで1部リーグへ返り咲こうとしていたスタッド・ランスにとって、重要な戦力である中村を手放すことは不可能だったわけだ。だが中村ほどの能力を持つ選手がリーグ・ドゥでプレーすることは、フランスのメディアや識者にとって驚きであり、本人もやりきれない心境だったに違いない。プレシーズンにチームに合流しなかった彼は、のちにこう語っている。
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「2カ月の間、精神的に辛い状態だったので、トレーニングができなかった」
スタッド・ランスとの契約は2028年まで残っていたが、この頃、中村の代理人はクラブと紳士協定を結んだ──中村は1年だけ2部リーグでプレーし、チームの攻撃の核となり、クラブは2026年夏に1部リーグに復帰するか、さもなければ中村を1部リーグのクラブへ移籍させる、と。
膠着状態を破った名門の関心
ところが、中村がその後の1年でリーグ・ドゥと北中米W杯で活躍すると、スタッド・ランスはこのスター選手に2500万ユーロ(約45億円。以下すべて当時のレート)の値札を付けるようになった。イングランドのエバートン、ボーンマス、フラムが関心を寄せ、フランスのオリンピック・マルセイユもそこに加わったが、いずれもその額に難色を示した。数週間にわたり、それぞれとの交渉は平行線のまま。欧州各地で国内リーグの新シーズンが始まっても、中村はスタッド・ランスでトレーニングに励んでいた。
今夏も中村は袋小路にはまり込んだかと思われたが、移籍期限があと48時間となったところで、物事は大きく動き始めた。

