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「45億円?それじゃサノの左足も買えない」移籍の噂を一笑…ドイツ中堅クラブが佐野海舟を発掘した日「鹿島戦を見てスカウティングチームを即編成」
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ティーモ・ミュラー(『キッカー』誌)Thiemo Muller(Kicker)
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/10/08 17:01
佐野海舟が鹿島アントラーズ時代に見せたプレーぶりに、マインツ陣営は衝撃を受けたという
「(佐野に白羽の矢が立たなかったのは)ビッグクラブのスカウトがうまく機能していないとしか思えない。あるいはプレミアリーグ勢は、すでにカネを使い果たしてしまったのか」
また現役時代にはドルトムントやバイエルンで活躍した元ドイツ代表の守備的MFトルステン・フリンクスは、佐野についてこう語っている。
「個人的には、サノは国外のビッグクラブにいつ移ってもおかしくないと思っている。マインツでの2シーズンと日本代表での活躍を見れば、そう考えるのが普通だろう」
45億円?それじゃ左足すら買えない
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さらにライバルクラブのフライブルクを率いるユリアン・シュスター監督は、佐野の印象をこう話す。
「完全なるトップクラスの選手だ。そんな選手がドイツに留まってくれるのは、嬉しいことだよ」
佐野の移籍金が2500万ユーロ(約45億円)くらいではないかとする噂が一部のメディアで流れた時、マインツの実権を握るクリスティアン・ハイデルは一笑に付した。
「その額ではカイシュウの左足も買えないよ」と。
実際、RBライプツィヒがオファーしてきたものの、マインツ側は移籍金を最低5000万ユーロ(約90億円)と設定していたため、交渉は決裂している。
中堅クラブのマインツには、安く買った選手を育てて高く売るビジネスモデルがある。佐野は2024年夏に250万ユーロ(約4億円/レートは当時)で獲得した選手だから、確実に数十倍の利益をもたらしてくれることになるはずだ。これまでにマインツが手にした最大の移籍金は、2024年にブライトン&ホーブ・アルビオンへ推定3150万ユーロ(約51億円)で売却したブラヤン・グルダ。間違いなく、佐野はこの額を更新するだろう。
鹿島戦を見ていたら…分析チームを編成したよ
しかし今や佐野は、マインツのファンに希望をもたらしてくれる最大の選手のひとりである。またディレクターのハイデルにとっては、特別な思い入れのある選手だ。知り合いのエージェントから鹿島のあるストライカーを勧められ、画面で鹿島の試合を見ていたら、最初に彼の目を引いたのが佐野だったのだ。

