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「45億円?それじゃサノの左足も買えない」移籍の噂を一笑…ドイツ中堅クラブが佐野海舟を発掘した日「鹿島戦を見てスカウティングチームを即編成」

posted2026/10/08 17:01

 
「45億円?それじゃサノの左足も買えない」移籍の噂を一笑…ドイツ中堅クラブが佐野海舟を発掘した日「鹿島戦を見てスカウティングチームを即編成」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

佐野海舟が鹿島アントラーズ時代に見せたプレーぶりに、マインツ陣営は衝撃を受けたという

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ティーモ・ミュラー(『キッカー』誌)

ティーモ・ミュラー(『キッカー』誌)Thiemo Muller(Kicker)

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Kiichi Matsumoto

MF佐野海舟は北中米W杯ブラジル戦でファインゴールを決めるなど、今や日本代表に不可欠な存在となった。その一方で今夏の移籍市場ではプレミア強豪クラブ移籍の噂がありながら、マインツ残留となった。その裏事情にドイツ人記者が迫る。〈翻訳・構成/井川洋一〉

カイシュウはマインツ史上最高だ

 長きにわたってマインツを取材している地元紙『マインツァー・アルゲマイネ・ツァイトゥング』のフットボール・チーフ、ヘニング・クンツ記者はこう断言する。

「カイシュウ・サノはマインツ05史上、最高のフットボーラーだ」

 すなわちそれは、ドイツ代表に名を連ねてきたヨナタン・ブルカルト、ナディエム・アミリ、ルイス・ホルトビー、そしてアンドレ・シュールレ──アルゼンチンとの2014年W杯決勝でマリオ・ゲッツェの決勝点をアシストしたアタッカーだ──といった面々をも凌ぐ選手という意味だ。

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 また筆者が勤務するフットボール専門誌『キッカー』の2026年夏のブンデスリーガのセントラル/守備的MFランキングで、佐野はドイツ代表の主将で、バイエルン・ミュンヘンの副主将でもあるヨシュア・キミッヒに次ぐ2位。寸評にはこう書かれている。

「サノが大きな注目を集めることは少ないが、もっとスポットライトが当たるべき選手。中盤を支配する強靭なフットボーラーだ」

いつビッグクラブに映ってもおかしくない

 佐野に続く3位には、こちらも北中米W杯で名を揚げたスイス代表のヨハン・マンザンビが入り、この20歳の新鋭はその後にニューカッスル・ユナイテッドへ推定移籍金7000万ユーロ(約126億円)で移っていった。

 一方、佐野はマインツに残留している。この事実にはドイツのフットボール関係者の間でも驚きの声が上がっており、今季ブンデスリーガ第2節のハンブルク戦の中継ではレポーターがこんなことを言っていた。

【次ページ】 45億円?それじゃ左足すら買えない

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