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「180億円以上だ。カイシュウを手放すなら」W杯“あの一撃”で日本代表MFの価値急騰…ドイツ人記者が明かす佐野海舟ウラ話「契約満了前に引き抜かれる」

posted2026/10/08 17:00

 
「180億円以上だ。カイシュウを手放すなら」W杯“あの一撃”で日本代表MFの価値急騰…ドイツ人記者が明かす佐野海舟ウラ話「契約満了前に引き抜かれる」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

北中米W杯ブラジル戦で鮮烈な活躍を見せた佐野海舟。しかしマインツファンにとっては驚きではなかったようだ

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ティーモ・ミュラー(『キッカー』誌)

ティーモ・ミュラー(『キッカー』誌)Thiemo Muller(Kicker)

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Kiichi Matsumoto

 MF佐野海舟は北中米W杯ブラジル戦でファインゴールを決めるなど、今や日本代表に不可欠な存在となった。その一方で今夏の移籍市場ではプレミア強豪クラブ移籍の噂がありながら、マインツ残留となった。その裏事情にドイツ人記者が迫る。〈翻訳・構成/井川洋一〉

ビアガーデンを熱狂させた一撃

 マインツ05のディレクターを務めるクリスティアン・ハイデルにとって、6月29日に行われた北中米W杯のラウンド32、日本対ブラジル戦は絶対に見逃せないものだった。とはいえ、リラックスした雰囲気で試合を楽しみたいこともあり、現在63歳のエグゼクティブは親しい友人たちとビアガーデンに集まり、アジアの雄が最多優勝5回を誇るフットボール王国に挑む一戦を大画面のテレビで観戦した。

 だがキックオフから30分と経たないうちに、穏やかな雰囲気はなくなり、興奮が取って代わった。

 マインツに所属する日本代表MF佐野海舟が中盤でダニーロのパスをカットし、そのまま馬力あるドリブルで加速。この時、ハイデルは次に何が起きるかを瞬時に予想できたという──佐野がそのまま高い位置まで自らボールを運び、鋭いフィニッシュを放つだろうと。

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 実際にあれほど鮮やかなシュートが決まるところまでは、彼の想像の範疇を超えていた。そして画面を観ていた人々は驚愕の声を上げ、日本の夢のような先制点を祝った。そしてマインツの佐野は、ついに世界中の人々に知られることになった。

「マインツァー! マインツァー!」

 そこに居合わせた人々は佐野のゴールを我がことのように喜び、マインツのホームスタジアムでお馴染みのチャントを大声で発した。

手放すなら180億円以上を請求しないと

「あのゴールが決まった途端、私の携帯電話にはお祝いのメッセージが何十通も送られてきたんだ」とハイデルは振り返る。

「なかには、カイシュウを手放すなら1億ユーロ(約180億円)以上を請求しないとな、と書いてきた人もいた」

 もとより、佐野は欧州のフットボール関係者には知られた存在で、ここ1年ほどの移籍市場の人気銘柄でもあった。

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