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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「アジア大会は物凄く複雑」兵役免除かかる韓国はOA起用、なぜ日本はU-21世代?「フィジカル差…何物にも代え難いんです」大岩剛監督インタビュー
text by

佐藤景Kei Sato
photograph byTadashi Hosoda
posted2026/09/16 11:01
アジア大会に向けて、U-21日本代表の大岩剛監督がNumberWebの単独インタビューに応じてくれた
16人に含まれる市原吏音(AZ)、石渡ネルソン(シントトロイデン)、FWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(オールボー)らは同大会後に海外組となった。上の世代や相手のOA選手と真剣勝負を繰り広げた経験は、彼らにとって着実な財産となっている。
「この世代はまだ、上の選手が混ざる環境でプレーすると、明らかな体格差やフィジカルの差をダイレクトに感じるわけです。その差を突きつけられた時に『じゃあ、自分はどう工夫して戦うべきなのか』と考えざるを得ない。所属クラブで十分な出場時間を得られていない若い選手にとっても、日の丸を背負って試合をすることは何物にも代えがたい経験になる。若いからこそ吸収力も高いし、一気に成長の階段を駆け上がっていくきっかけになります」
コロナ禍が奪った「世界」への扉
筆者は前回のパリ五輪を目指したチームの立ち上げ初期と、今回のロス五輪世代のスタートラインの違いについてもたずねた。パリ世代が動き出した当初は所属クラブで定位置を確保できていない選手が多く、指導陣も意識改革からアプローチしていた印象がある。一方でロス世代は、すでに海外クラブへ移籍し、高いレベルで揉まれている選手が目立つ。
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この違いについて、大岩監督はどう捉えているのか。
「そこには、私自身ではコントロールできない違いがあると思っています。前回のパリ世代……例えば藤田譲瑠チマや関根大輝たちの世代は、コロナ禍によって20歳のワールドカップ(U-20W杯)という貴重な国際舞台が大会ごと中止になってしまった。世界に出て、世界の目に触れる機会そのものを奪われてしまった世代でした」
パンデミックは、若きフットボーラーたちのステップアップの機会を一時的に奪い去った。本来なら10代後半で経験するはずだった世界基準との遭遇が後ろ倒しになり、彼らはキャリアの重要な時期に大きな制限を強いられた。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

