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ジュニア無敗の女王が衝撃のシニアデビュー…島田麻央(17歳)が語ったロシア選手からの刺激「イグナトワ選手を見ていたら4回転ルッツも出来るなって…」
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野口美惠Yoshie Noguchi
photograph byAsami Enomoto
posted2026/09/13 06:10
ロシアの選手が復帰した中で初のシニア国際大会を優勝を飾った島田麻央。(左から)銀メダルのイグナトワ、金メダルの島田、銅メダルのフロロワ
「トリプルアクセルは、助走のカーブを変えました。(踏み込む直前の)バックアウトのカーブを大きくしてたのを、小さく深めに乗るようにしました。ショートでは回転不足の判定を取られてしまったんですけど、フリーで降りた瞬間は『もうこれは大丈夫』っていう確信のあるジャンプが跳べました」
そして2本目が4回転トウループ。ここ数年、苦戦していたのが嘘のように、軽やかに、そして無駄のないきれいなフォームで、高速回転を決めた。
「4回転トウループは、この会場に入ってからすごい調子が良かったので、自信を持って跳びに行きました。降りた瞬間、すごく嬉しかったです」
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改めて、4回転トウループと向き合ってきた5年間を振り返る。
「ジュニアの時はなかなか決まらなくて、本当に自分のコンディションが100%じゃないと決まらないっていう状態でした。『このまま続けてたらミスをして負けてしまうこともたくさんあるんじゃないかな。辞めようかな』って思った時もあったんですけど、やっぱり 4回転トウループは小学校6年生からこだわり続けて頑張ってきてたので、そこは諦めたくないなって思って続けてきました」
その4回転トウループを、ここ一番ともいえるシニアデビュー戦で成功。その原動力について語る。
「4回転は決まらないと減点されてしまって、逆に3回転ジャンプを跳んだ方がまだ点数が高いってことも多かったんです。だけど、やっぱりロシアと戦うなら4回転を跳ばなきゃいけないと思って練習してきました。今回それができたので、頑張ってきてよかったなと思います」
一方、イグナトワは4回転ルッツを成功させ、合計221.06点の高得点で2位。他のロシア勢も3位、5位と活躍した。
「今後、絶対にいろんな大会で(ロシアの選手と)一緒になると思うので、気持ちの上でも技術的にも負けないように。まずは4回転トウループの精度を上げて、そして種類も増やしていけたらいいなと思っています」
4回転ルッツへの挑戦
新しい4回転として、ルッツへの挑戦も視野に入れた。
「4回転ルッツを見たことで、私も4回転ルッツを跳びたいっていう思いも芽生えてきたので、今回の大会はいい経験になりました。4回転ルッツは、練習は少しずつしてはいますが、まだ全然完成もしていないので、まず跳べるようになることを目標に頑張りたいなと思ってます。まだ半分以上回転が足りないので、まだまだなんですけど、イグナトワ選手を見てたら『出来そうだな』っていう気持ちになってきたので、また帰ったら練習したいなと思います」
ロシアの存在を、自らの力に変えた島田。ジュニア無敗の女王は、シニアの金字塔に向けての一歩を踏み出した。




