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「1年で市場価値21億円アップ」FW上田綺世と“じつは同額”「W杯落選MF」が27億円移籍でオランダ名門へ…今夏の日本代表移籍市場を振り返るとスゴい 

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2026/09/07 11:02

「1年で市場価値21億円アップ」FW上田綺世と“じつは同額”「W杯落選MF」が27億円移籍でオランダ名門へ…今夏の日本代表移籍市場を振り返るとスゴい<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

フランスのリール移籍を果たしたFW上田綺世。この1年で市場価値が大幅にアップした

〈直近1年での上田の『transfermarkt』市場価値〉
25年5月:800万ユーロ(約13億6000万円)
25年10月:1000万ユーロ(約17億円)
25年12月:1500万ユーロ(約25億5000万円)
26年5月:1700万ユーロ(約28億9000万円)
26年7月:2000万ユーロ(約34億円)

 市場価値が右肩上がりとなった理由は分かりやすい。ゴールを奪いまくったからだ。

 上田は昨季エールディビジで得点を量産し、開幕15試合18ゴール(うち2度のハットトリック)の固め打ち。最終的には25ゴールでリーグ得点王を獲得。W杯でもチュニジア戦での2ゴールなど、自身の市場価値を1年で2倍以上も上げた。さらにフェイエノールトとしても、獲得時の倍以上の金額で売却ができたとなれば――まさに両者Win-Winの理想的な形だろう。

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 上田だけでなく……もうひとつ注目なのは、ロサンゼルス五輪世代の2人である。

後藤啓介
シントトロイデン→フライブルク:26-27
1000万ユーロ(約18億円)

塩貝健人
NECナイメヘン→ボルフスブルク:25-26※冬移籍
950万ユーロ(約16億1500万円)

 ともに2005年生まれで21歳の2人(塩貝は早生まれ)が、すでに10億円台の移籍金で移籍している。ドイツの地でゴールを量産できれば、上田以上のペースで自らの価値を創出できるチャンスがある。

 参考までに、久保建英が22-23シーズンに保有元のレアル・マドリーからレアル・ソシエダへの完全移籍を果たした際の移籍金は「650万ユーロ(約9億円)」。そこに5シーズン、マドリーへの先買権が追加条項にあると言われるが……当時21歳だった久保の移籍金を、W杯日本代表の移籍金がおしなべて上回っている。それだけ日本人選手の価値がこの数年でアップしたのだろう。

じつはW杯落選組でも“上田と同じ移籍金”

 じつは、W杯から落選した選手も同様の傾向がみられる。

 例えば、佐野海舟の弟・佐野航大だ。

 3月の日本代表英国遠征、イングランド戦を前に佐野航大は囲み取材でこんな風に話していたのを思い出す。

【次ページ】 彩艶も敬斗も…日本人選手の価値は上がっている

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