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「やっと脱出だよ」ファンもホッ…電撃移籍の中村敬斗36億円に鈴木彩艶65億円、“サウジ移籍説”堂安律やリール上田綺世は?「W杯日本代表の移籍金」を大調査
posted2026/09/07 11:01
ファンも念願だった中村敬斗のリヨン移籍成立。W杯日本代表の移籍金を見ていくと興味深い
text by

茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
やっと中村敬斗がフランス2部から脱出して、5大リーグの舞台で見られるよ……。
名門リヨンの背番号11に袖を通し、リヨンの公式SNSにて「僕にとってはとても特別な瞬間、特別なことです。なぜならこのビッグクラブでプレーする初めての日本人ですから」と英語で語っている姿を見て、胸をなでおろしたサッカーファンも数多いだろう。
電撃移籍の敬意をあらためて振り返ると
欧州サッカー移籍市場クローズ寸前、正確に言えば……間に合わなかった夏休みの宿題ばりに少し過ぎていたのだが、日本代表MF中村敬斗のリヨン移籍が決まった。
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北中米W杯オランダ戦で会心のゴールを決め、世間にそのクオリティ(W杯後には警察官姿で啓発活動するなどのルックスも)を知らしめた敬斗だが、近年は前所属スタッド・ランスからなかなかステップアップできない状況だった。特に1年前の夏は、スペインの強豪ビジャレアルから総額1800万ユーロ(約31億円)の移籍金でオファーがあったものの、所属先のスタッド・ランスが拒否。フランス2部に幽閉される状況となってしまった。
今夏のリヨン電撃移籍について簡単に振り返ると……。
(1)リヨン所属だったFWマリク・フォファナが、プレミアリーグ移籍期限の8月31日にプレミア各クラブからオファーを受ける→最終的にサンダーランド移籍
(2)リヨンは後釜候補として中村敬斗にオファー ※フランス移籍期限の9月1日には正式発表されず
(3)リーグアンには「ジョーカー枠」という独自制度があり、国内移籍の場合は「夏の移籍市場が閉鎖しても」各クラブ1人だけ選手獲得できる→9月2日にリヨン移籍が正式発表
どこかでボタンの掛け違いがあれば、今季もフランス2部を脱出できず戦う羽目に……と思うと背筋が震える。
日本代表級の移籍金「10~50億円」は今や当たり前
そんな敬斗、今回のクラブ間での移籍金はひとまず100万ユーロ(約1億8000万円)。ビジャレアルのオファーを踏まえれば「えっ!?それだけ?」と言いたくなりそうだが、敬斗の活躍次第で最大1900万ユーロ(約34億2000万円)のボーナスがつく。さらには将来的に、敬斗がリヨンから他クラブに移籍した場合、移籍金の12.5%を受け取る「セルオン条項」も付記されたという。
一方で、W杯ブラジル戦でファインゴールを決めたMF佐野海舟は、W杯後からリバプールなどプレミア移籍の噂があったものの、今季はマインツ残留となった。移籍市場クローズ直前には鎌田大地と冨安健洋が在籍するクリスタルパレスから3000万ユーロ(約55億円)の駆け込みオファーがあったが、マインツとしては安いと見て拒否したそうだ。

