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なぜ永露ではなく河東?「私のせいなんですが…」ティリ監督が語った“セッター交代”の意外な理由…いきなり高橋藍に大胆トス「自信になりました」
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米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/09/06 11:02
アジア選手権で代表デビューを果たしたセッター河東祐大(28歳)。第2セットの途中でコートに入ると、いきなりパイプ攻撃を選択する強気のトスが光った
新たなセッターの招集は、ネーションズリーグ後の日本代表において最も大きな変化だった。当初は東京、パリ五輪代表セッターの関田が合流する可能性もあるとみられたが、昨年手術した右足首の状態を考慮し、合流は見送られた。
ならばネーションズリーグで開幕13連勝の快進撃に貢献した深津英臣、永露元稀の2人でアジア選手権に向かうのかと思いきや、8月10日にスタートした薩摩川内合宿からは、永露に代わり、B代表で活動していた河東が招集された。本人も驚きの抜擢だった。
なぜセッターを変更したのか。ロラン・ティリ監督に理由を尋ねると、「深津と永露のトスのタイプに大きな違いがありすぎました」と答えた。
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「私のせいなんですが」と申し訳なさそうに前置きして、こう続けた。
「永露には、高めのトスを上げるようにずっと伝えていました。彼の一つの持ち味でもありますし、スパイカーが急がずに、ブロックアウトをしたり、いろんな選択ができるように」
正セッター・深津の速いテンポの攻撃で行き詰まったり、劣勢になった時に、永露の少しゆっくりとしたトスでスパイカーに余裕を持たせ、コート内を落ち着かせるのが狙いだった。
「でも深津は非常にスピードのあるトスなので、2人のトスのテンポに大きな違いを生んでしまい、永露が出た時にリズムが変わってしまっていた。その違いがチームのためになると思って永露にはそう伝え、彼は私がお願いした通りにやってくれていたんですが、結果的に、スパイカーにとっては対応が難しくなってしまいました。
河東は、深津と上げ方が似ているし、同じようなプレースタイルなので今回選びました。合宿に合流してから、非常に早く順応した印象がありますし、スパイカー陣も合わせるのが楽だったと思います。ただ、モトキはすごく、すごく頑張ってくれましたし、チームから完全にいなくなったわけではありませんので、今後も彼を見続けることになると思います」

