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「交流戦あたりから苦しかったですね」ヤクルト・古賀優大捕手が明かす”眠れない日々”「夜中にパッと目が覚めたり…野球が頭から離れない感じです」
posted2026/09/11 17:14
text by

生島淳Jun Ikushima
photograph by
Kiichi Matsumoto
発売中のNumber1150号に掲載の[捕手哲学の継承者]古賀優大「『原点』を最大化する知恵」より内容を一部抜粋してお届けします。
スワローズ捕手として求められる「知恵」
立秋を過ぎて、古賀優大に求められているのは「知恵」だ。古賀はスワローズの捕手として重責を担い、アイデアを絞り出さなければならない。
8月20日現在(成績は以下同)、チーム本塁打数はリーグ最少、得点は同5位、必然的に試合の多くが接戦になる。疲れの見えてきた先発陣とコミュニケーションを取りながら、なんとかゲームを作らなければならない。守りが終わると、今度はバットでつなぎの役割を求められる。リードして9回を迎えれば、クローザーに3つのアウトを取らせるため、頭の中の引き出しを駆使するのだ。
知恵の土台となるもの、それは攻めの配球だ。今季はその姿勢を意識してきた。
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「開幕前から池山(隆寛)監督が『打たれてもいいから、どんどんストライクゾーンで勝負していこうよ』という方針だったので、相手を早めに追い込む配球、攻める姿勢を大切にしてきたつもりです。5月まではそれが良い方向に進んでいたと思います」
シーズン序盤、結果を出したのがオールスターにも選ばれた山野太一だ。
「今年の前半戦、山野は鈴木叶とバッテリーを組むことが多かったんですが、交流戦前後から僕も受けるようになりました。山野の球質が良くなっているのはもちろんのこと、大胆に攻められるようになったのが結果につながっていたと思います」
山野だけではなく、松本健吾、高梨裕稔ら先発陣がゲームを作り、中継ぎを経由して、クローザーのホセ・キハダへとつなぐ方程式が機能していた。
「交流戦あたりから苦しかったですね」
しかし、交流戦から雲行きが怪しくなってきた。6勝11敗1分けと負け越し、リーグ戦が再開してからも勢いが戻らず、7月17日には借金生活へと突入してしまう。
「交流戦あたりから苦しかったですね。相手チームも対応してきて、それを上回らないといけなかったんですけど、なかなか上手くいかなくて」
