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身長204cm、増量メシは7.9kg…“エグいヒザで極真王者を粉砕”エドポロキング25歳とは何者か?「じつは高校通算28本塁打」「弟は日ハム“ドラフト2位”」 

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph byRIZIN FF Susumu Nagao

posted2026/08/17 17:40

身長204cm、増量メシは7.9kg…“エグいヒザで極真王者を粉砕”エドポロキング25歳とは何者か?「じつは高校通算28本塁打」「弟は日ハム“ドラフト2位”」<Number Web> photograph by RIZIN FF Susumu Nagao

8月11日の『RIZIN.54』でインパクトを残したエドポロキング(25歳)。国内ヘビー級の希望となるか

野球でもプロ注、「俺のメシ」は7.9kg…驚異の肉体

 その裏でエドポロは地道に「覚醒」に励んでいた。昨年4月に来日した元UFC2階級制覇王者アレックス・ペレイラに随行し、砂場でのグラップリングなど直接指導を受ける機会に恵まれたのだ。

 ペレイラとの交流でMMAに目覚めたエドポロは渡米を決意する。現地でペレイラのヘッドコーチであるプリニオ・クルーズの指導を受けるようになり、見違えるような選手に成長した。体つきのシャープさを保ったまま体重も増加。その成果が上田戦で思い切り現れた格好だ。

 エドポロは勝因のひとつとして、「(上田との試合より)アメリカでのスパーリングの方がしんどかった」とペレイラが所属するテイシェイラMMA&フィットネスでの練習の充実ぶりをあげた。

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 エドポロのペレイラに対する心酔ぶりは凄まじい。構えやステップにも明らかに影響が見てとれる。さらに上田を倒した直後には、両手を下に差し出すペレイラのジェスチャーまで真似ていた。

 それだけではない。ペレイラは会話の端々で「Chama(シャーマ)」と発する癖がある。ポルトガル語で「炎」を指す単語で、スラングとしては「Let's go」といった意味を持つ。エドポロはこの癖すら習得し、上田戦後のインタビューでも語尾に「Chama」を入れていた。

「(フィニッシュのヒザ蹴りは)咄嗟に出ましたね。組んで首相撲をクラッチできたとき、『あっ、これ(ヒザ)を上げたら顔に当たるわ』と思ったので、上げたって感じです。ヒザは普段から自分の武器としてすごい練習しているので、それがうまいことハマって良かったです。Chama」といった具合に。

 ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持つ25歳の素顔は、陽気な関西人だ。高校までは野球に打ち込み、日体大柏高校時代には通算28本塁打を放ちプロのスカウトからも注目される存在だった。MMAに挑戦した理由は「生まれ持ったフィジカルを試すため」だったという。

 規格外のフィジカルモンスターぶりを裏付けるかのような大食い伝説も並外れている。1日の米の消費量は4~5kg。SNSでは巨大な揚げ物弁当、手のひらサイズの特大おにぎり10個などを合わせた総重量7.9kgの「俺のメシ」を公開し、ファンを驚かせた。昭和世代の筆者は、焼き肉店で60人前を平然と平らげ、ステーキは5kg単位でオーダーしていたという身長223cm、体重236kgの“大巨人”アンドレ・ザ・ジャイアントの暴食伝説と重ね合わせてしまった。

【次ページ】 弟は日ハムの成長株「エドポロ兄弟を轟かせたい」

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