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「アリガトウ!」メキシコ人ファンも店員さんも…W杯カメラマンが心打たれた“親日文化”メキシコと名物グルメ「初音ミクのカフェが」「みんな優しい」
posted2026/07/14 19:10
W杯が開催されたメキシコシティには日本の萌え的な絵柄もあったが、なんとなくエキゾチックだった
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
FIFAワールドカップ2026開催国の1つとなったメキシコ。首都メキシコシティでメキシコvsイングランド、モンテレイで日本vsチュニジアを撮影した松本輝一カメラマンに、当地で接した日本にまつわるものを聞いた。
「アリガトウ」と日本語で
――北中米W杯開催地の1つであるメキシコシティに「すき家」があって、牛丼を頼んだそうですが……。
「食べて、涙が出そうになりました。大げさに聞こえるかもしれませんが、さっきも話した通り、標高が高いメキシコシティで体調が万全じゃなく、腹部が膨張している感じもあって食事がろくにできていなかったんです。その状態で食べた牛丼が、日本と変わらない味だったんですよ! サイドメニューで味噌汁もついてきましたし。こういう状況で、お腹に染みる味噌汁というのは、本当に格別だなと実感しましたし、企業努力を心から尊敬した瞬間でした」
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――お店全体や店員さんの雰囲気はどうでした? 日本とは文化や風土が違いそうですが。
「そこも驚いたんですよ。食べ終わったお客さんのテーブルをすぐに片付けて、椅子もきちんと元の位置に戻す。その動作を見た瞬間に『これはすごい』と思いました。日本と全く同じスタイルが徹底されている。
他のお客さんが会計を済ませたとき、スタッフが『アリガトウ、ゴザイマシタ』と日本語で言っているように聞こえてビックリしたんです。それで自分の会計時、スマートフォンの翻訳機能を使って『日本で食べたのと全然変わらなくて、美味しくて感動しました』というメッセージをスペイン語に翻訳して見せたんです。そしたらスタッフの方が『アリガトウ』って言ってくれたんですよね」
日本食レストラン…寿司がちゃんと寿司桶に
――そりゃ感動しますね……。ちなみに、メキシコシティは他にもアジア料理店ってありました? 3月の日本代表イギリス遠征でグラスゴーを訪れたとき、中華料理と手巻き寿司がセットになっている不思議なお店がありましたが。
「あ、まさにそんな感じです。中華料理屋やラーメン屋があったりする一方で、日本と韓国が混ざったお店、中国と韓国が混ざったお店という感じで、アジア文化がいろんな形で存在していましたね」
――その中で日本食専門のお店はありましたか。
「『TOKYO』という名前のレストランがあったんですよ!」
――なんてド直球なレストラン名(笑)。どんな品揃えでした?

