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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「牛丼を食べて涙が出そうに」“すき家inメキシコシティ”が過酷すぎW杯撮影でフラフラのカメラマンを救った「味噌汁、麦茶つき…約912円で良心的」
posted2026/07/14 19:01
過酷なW杯撮影、カメラマンが訪れたメキシコシティには「すき家」があった
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Kiichi Matsumoto
ワールドカップ取材中、過酷な現場を駆け回るカメラマンにとって、食事は体を維持するための重要な要素だ。松本輝一カメラマンは、試合撮影に訪れた標高2240メートルの高地メキシコシティ滞在中に意外な日本食チェーンを訪れて……。
高山病の不安と、体調との戦い
――先日はメキシコvsイングランドを撮影された話を聞きましたが、メキシコシティは今回のW杯開催地では図抜けた標高でした。体調、大丈夫でした?
「到着してすぐの段階から、とにかく高山病になるのかどうか心配でしたね。じつは日本代表がチュニジアと対戦したモンテレイでの撮影中も、ずっと頭痛に悩まされていたんです。そこまで標高があるわけではなく(約540メートル)、ちょうど疲れが溜まってきたタイミングで体調を崩していただけなのかもしれないですけど」
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――海外で1カ月以上過ごすと、なんらかの体の不調が起きてフラフラになりますからね……そもそも今大会は広大な移動距離なのが過酷すぎますし。
「チュニジア戦開始時点で頭が痛いと思っていたら鎌田大地選手がゴールを決めて驚くという、なんとも落ち着かない状況でしたね(笑)。メキシコシティの到着直後は幸い高山病の症状は出なかったのですが、機材を持って歩くとすこし息苦しい、ずっと心拍数がいつもより速い、という状態が続いていました。アップルウォッチで確認すると、いつもより明らかに速かったんですよ」
――試合後の夜はどうでしたか。
「それが一番しんどかったです。興奮していたせいもあったかもしれませんが、寝ようとした瞬間からベッドが揺れるくらいの強い動悸が1時間ほど続いて。脈が速くて、頭痛もじわじわと来て『これはきちゃった』と思いました。朝起きてからも左のこめかみのあたりがずっと痛いし、首や肩も限界で。三度寝くらいして、11時ごろにようやく少し落ち着いてきました。ストレッチして外の空気を吸いに出たら、不思議と外に出た瞬間から楽になってきた。とはいえその日も正直、寝るのが少し怖かったですね」
メキシコシティの街角で見つけた「すき家」
――それは大変でしたね……撮影以外でのメキシコシティ、楽しむ状態ではなかったのでは。

