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甲子園の風BACK NUMBER
《3人に1人が東大・京大合格》“京都の中高一貫進学校”が春季大会で「甲子園準優勝校を撃破」の衝撃…野球で大躍進のワケは「実は中学時代に…」
posted2026/07/13 17:00
今年の春季大会で甲子園準優勝経験のある京都成章を破った洛星高校。約3人に1人が京大へ進学するという進学校の躍進の理由は?
text by

沢井史Fumi Sawai
photograph by
Fumi Sawai
7月に入り、日本の各地で甲子園につながる地方大会が始まりつつある。激戦区・京都でここ数年、躍進が目立つある進学校がある。それが中高一貫の洛星高校だ。今年の春季大会で、かつての甲子園準優勝校も破って見せた“秘密”はどこにあるのか。《NumberWebインタビュー全2回の1回目/つづきを読む》
京都大会の2回戦の洛星と京都廣学館との一戦は、洛星・宮井柾輝、京都廣学館・中脇良唯寿の両エースの息詰まる投手戦となった。
梅雨が明けたばかりの京都のまとわりつくような暑さの中、両エースは11回を投げ切り、試合は2-1で洛星に軍配が上がった。
シード校として挑む夏大会の初戦
2時間42分の激闘。そして165球を投げ切った宮井は、試合後、右肩にアイシングをしながら熱投をこう振り返った。
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「今日は特段(調子が)良かった訳ではないんですけど、やれることをしっかりやって、コースを丁寧に投げられた結果、三振を(15個)取れたんだと思います。(夏の大会特有の)相手の声や攻撃をプレッシャーに感じましたけど、まずはしっかり自分のピッチングをしようと思いました」
落ち着いた表情で話す宮井はまだ2年生。1年春からエース番号をつける経験豊富な右腕だが、目を引いたのは冷静なマウンドさばきだった。
1-1のまま延長タイブレークとなった10回、11回。一塁、二塁に走者を置き、いずれも先頭打者が送りバントを試みたものの、マウンド前に転がった打球を三塁に送球し進塁させなかった。

