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「僕にはゴールを確信するタイミングがある」“点取り屋”上田綺世が大学時代に語っていた“ゴール理論”「映像の記憶ではなく、写真なんです」
text by

松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
photograph byMiki Sano
posted2026/07/15 17:02
北中米W杯チュニジア戦で2ゴールを決めた上田綺世。7年前、法政大学時代に語っていた“ゴール理論”とは…
その後、日本はスペインに劇的勝利を飾り、ラウンド16進出を果たしたものの、最後まで出場選手として上田の名前がアナウンスされることはなかった。
北中米W杯で再び世界舞台に
あのコスタリカ戦の屈辱から1295日後、オランダとの北中米W杯初戦で、上田は再び世界舞台に立った。
「ポジションがFWなので、僕のファーストプレーでボールが収まるか、収まらないか、マイボールになるかどうかで、試合の最初の流れも大きく違ってくる。試合全体での僕自身のフィーリングも変わってきます。だから、ファーストプレーは慎重さを残しつつ、消極的にならないように、自分がより攻撃的にいられるように、ポジティブにプレーするようにしています」
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主審がキックオフの笛を鳴らした瞬間、猛然と敵陣内へ駆け出した。オランダのGKフェルブルッヘンに圧力をかけて、ロングボールを蹴らせる。
最初のボールタッチは、開始15秒だった。佐野海舟のヘディングパスを懐に収めた。背後には、ファンダイク。世界最高峰のセンターバックから圧力を受けても、この4年間で強さと逞しさを増した上田の体がブレることはなかった。ファンダイクとデヨングが伸ばす足を巧みなボールタッチでかわして前を向き、冷静な左足パスで前線に走り込んだ前田大然へつないだ。
試合は2-2の引き分けで終わった。上田自身にゴールはなかった。それでも、取材エリアでの言葉は勇ましかった。
「試合中の感触もそうだし、プレーの手応えだったりも、4年前とはまったく違うものになっています。何より自分が自信を持ってプレーできたのは、前回大会とは違った点かなと思います」
待ち望んだ“シャッターチャンス”は、チュニジアとの第2戦で訪れた。
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