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バレーボールPRESSBACK NUMBER
“平凡な妹”はなぜ日本代表に?「今はお金より環境」古賀紗理那を目指した佐藤淑乃にセッターの姉が贈った言葉「真佑ちゃんにくらべたらまだ粗さもあるけど」
posted2026/07/11 11:01
佐藤淑乃(右)の活躍は、姉・彩乃にも大きな刺激を与えている
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
L:ALEEZA AICHI,R:JVA/AFLO SPORT
バレーボール女子日本代表の新エースと期待を集める佐藤淑乃(24歳)。SVリーグではMVPに輝き、来季からはイタリア・セリエAのミラノでプレーする。「友だちのような関係」という2歳違いの姉・彩乃が、急成長を遂げる妹の原点を明かした。〈NumberWebインタビュー全2回の後編〉
あの頼りない“よっちゃん”が、日本を代表するエースとして注目を集めている――。
佐藤淑乃の2つ上の姉で、今季からSVリーグのアリーザ愛知(前・クインシーズ刈谷)で主将を務める佐藤彩乃は、この現状をいまだに信じられないと笑う。
「あの妹が?って、今も実感がわかないんです。自分が望んでバレーボールを始めたわけでもないところから、本当にここまでよく頑張ってるなと思います」
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背は高いけれど、跳びぬけたセンスや技術があったわけではない。姉曰く「平凡中の平凡」だった淑乃が、日本代表のエースと呼ばれる選手へと飛躍する転機は、2022年に訪れる。筑波大学3年生のとき、日本代表に初めて選出された。
前年に東京五輪が終わり、眞鍋政義監督が5年ぶりに就任した日本代表に選出され、ネーションズリーグや世界選手権にも出場した。同学年の宮部愛芽世とともに、次世代を担う新戦力として期待を集めた。
だが、実際は試合に出場する機会は限られ、リリーフサーバーでの出番が主だった。
青山学院大を卒業し、KUROBEアクアフェアリーズに入団していた彩乃のもとに届く妹のメッセージも決して力強いものではなかった。

