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中学1年生でデビュー→高校生になった女子プロレスラーの“リアルな青春”…美蘭17歳「若さという魅力も見てほしい」身長も体重も成長中の今 

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橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byNorihiro Hashimoto

posted2026/07/01 11:02

中学1年生でデビュー→高校生になった女子プロレスラーの“リアルな青春”…美蘭17歳「若さという魅力も見てほしい」身長も体重も成長中の今<Number Web> photograph by Norihiro Hashimoto

高校2年生になったディアナ所属の女子プロレスラー・美蘭

デビュー時から身長も体重も成長

 トップにならなくてはという自覚は、後輩ができたこととも関係している。ディアナでは自分よりキャリアが上の選手が5人。同期のHimikoがいて後輩は3人となる。Annaは同い年、NENEは12歳で、美蘭のデビュー戦をYouTubeで見たのがプロレスを始めるきっかけだった。

「NENEちゃんは小学生でデビューですもんね。恐ろしいです」

 そう言って笑う自分も17才なのだけれど、若くてもやはり先輩なのだ。若手の練習では指導に回ることもある。

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 選手として成長する大きなきっかけになったのは、今年2月に引退した世羅りさとタッグを組んだことだ。「試合でもリングを降りてもカッコいいし美人だし優しくて楽しい」世羅は憧れの存在だった。

「世羅さんはデスマッチもやるしコミカルな試合も得意。組むことで勉強になったし“世羅さんとタッグベルトが獲りたい”、“2人で他団体に出たい”と思うことでモチベーションが上がりました。デビューして試合してというだけじゃなく、レスラーとしてやりたいことができたんです」

 ジャガー横田や井上京子のプロレスは、全日本女子プロレスの流れをくむ、いわば日本における女子プロレスの保守本流。アイスリボン出身の世羅からは、また違うスタイルのプロレスを学ぶことができた。引退前の世羅から勝利できたことは、美蘭にとって大きな勲章だ。

 もともと飛び技が得意なだけに、空中殺法の本場とも言えるメキシコのオリンピア、タバタと対戦したり組んだりしたことも刺激になった。今の目標の一つは「メキシコで試合をすること」。異なるスタイルのプロレスを吸収することが成長につながっている。

 ちなみに、デビュー時より身長が10cmほど伸びたそうだ。体重は37kgから51kgに。上半身、特に肩のあたりの筋肉が大きくなったように見える。

女子プロレス界はデビューラッシュ?

 7月5日、ディアナのビッグマッチであるカルッツかわさき大会ではCoCo(MYWAY)とクリスタル王座をかけて対戦する。CoCoは美蘭の一つ年下。父と兄もレスラーで、メキシコのプロレス“ルチャ・リブレ”を学ぶ。飛び技に関しては女子でもすでにトップクラス。美蘭にとっては世代的にもファイトスタイルの面でもライバルと言っていい。

「もともと負けず嫌いなんですけど、ライバルに対してはそれが凄く出ます。3月に炎華(WAVE)に初めて負けた試合もめちゃくちゃ悔しくて。“今日の勝ちを(リマッチで)まぐれにしてやる”なんて珍しく言っちゃいました」

 炎華は21才で、美蘭の1年後にデビュー。ファン時代から仲がよかったという。ここ数年、女子プロレス界はデビューラッシュ。若手戦線が活性化しているだけにライバルもライバル候補も大勢いる。選手としては幸せな環境だ。それが美蘭の負けん気をさらに強くするだろう。

【次ページ】 プロレスも高校生活も両立させる

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#ワールド女子プロレス・ディアナ

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