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井上尚弥とスーパーファイト実現なるか? 試合直前“バム”独占取材「バンタム級でもう1試合やるつもり」「まだ本当の実力の80%しか見せていない」 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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photograph byNaoki Fukuda(L),Reuters/AFLO(R)

posted2026/06/09 11:02

井上尚弥とスーパーファイト実現なるか? 試合直前“バム”独占取材「バンタム級でもう1試合やるつもり」「まだ本当の実力の80%しか見せていない」<Number Web> photograph by Naoki Fukuda(L),Reuters/AFLO(R)

WBCバンタム級王者アントニオ・バルガス戦を控えるジェシー・“バム”・ロドリゲス。勝てば井上尚弥とのスーパーファイトへの機運が高まる

バム 映像分析はチームに任せている。ゲームプランを作り、何をすべきか、何を避けるべきかを考えるのは彼らの仕事だ。私は彼らに研究を任せる。そしてリングに上がったら最初の数ラウンドで相手を感じ取り、そこから対応していく。

――中谷潤人も必要以上の情報を入れたくないという理由で相手の映像を見ないと言っていました。同じ考え方なのでしょうか?

バム 私の考えでは、どれだけ映像を見ても、実際にリングで向き合うのとは全然違う。相手は戦い方を変えることもできるし、ゲームプランを変更することもできる。だから私は“こういう相手だろう”と決めつけてリングに上がりたくない。最初の数ラウンドで自分自身の目と感覚で確認したいんだ。

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――スーパーフライ級に上げてから直近4試合はすべて衝撃的なKO勝ちです。しかも対戦相手はファン・フランシスコ・エストラーダ、フェルナンド・マルチネスといった強豪ばかり。通常、昇級するとパワーの効果が落ちることが多いですが、なぜあなたのKO率は上がっているのだと思いますか?

バム それは私自身にも分からない。年齢を重ねて、よりパワーがついてきたんじゃないかな。たぶんそれが理由だと思う。でも私はもともと生まれつきのパワーを持っていたと思うし、さらに階級を上げればもっと強くなるとも思っている。

「適切な相手が100%を引き出してくれる」

――今、あなたはボクサーとして全盛期を迎えているのでしょうか?

バム ピークに近づいているのは確かだ。でもまだ自分が全盛期にいるとは思わない。少し若すぎるかな。あと数年すれば全盛期と呼べると思う。でも今はまだ違う。まだ達成できることもあるし、ファンに見せていないものもたくさんある。

――もうリングマガジンのパウンド・フォー・パウンドランキングでも4位まで上がってきているのに、まだピークじゃないんですね(笑)。それでは自分の力の何%くらいを見せていると思いますか?

バム ファンが見ているのは80%くらいだと思う。まだ本当のポテンシャルは見せていない。というのも、最近の試合はKOで終わってしまうからね。でも適切な相手と適切な機会があれば、私のベストを引き出してくれると思う。その時になればファンもボクシングファン全体も、私の100%を見ることになるだろう。

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