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「監督は彼の態度を嫌がったのでは…」W杯落選論争は日本代表だけじゃない…同組スウェーデンで噴出した「バルドグジ外し」論争、ポッター監督が否定した“態度問題説”
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byAFLO
posted2026/05/24 11:02
昨年10月にスウェーデン代表監督に就任したポッター監督(51歳)
3月のW杯出場プレーオフ(PO)では代表メンバーに入っていたものの、PO決勝のポーランド戦ではベンチ外。スウェーデンはその試合に3-2で勝ってW杯出場を決めたものの、その後、彼の態度が問題視されたのではないかという疑惑が報じられた。
スウェーデンの大衆紙アフトンブラーデット(5/13)は、ポーランド戦後に「バルドグジがもっと喜びを表現しなかったことに驚いた選手も多かった」と伝えている。さらに代表チームの内部事情を知る関係者の話として、「ワールドカップ出場権を獲得したというのに、彼がほぼふてくされた様子で座っていたのは非常に奇妙だった。その振る舞いが、彼の評価を上げる材料にならなかったのは確かだ」とする見方も紹介している。
これはあくまで疑惑である。しかし、この「態度問題」疑惑が、バルドグジ落選を論争にした。
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もっとも、ポッター監督はその見方を明確に否定している。スウェーデンの英語ニュースサイトSweden Heraldによれば、ポッター監督は「今初めてその話(※ポーランド戦後のバルドグジの態度について)を聞いた。私自身は何も気づかなかった。どこからそういう話が出てくるのかわからないが、残念なことだ。ロニーにとっても公平ではない」と語った。さらに「事実ではないことが、真実として広まってしまうことがある」としたうえで、バルドグジを外した判断は「競技面の理由によるものだ」と説明している。
「みんな2と2を足して6という答えを出す」
バルセロナ専門の英語ファンメディアBarca Blaugranes(5/15)も、この騒動を取り上げている。同メディアは一次情報ではなく、英語圏のバルサファン向けに報道を紹介する性格の媒体だが、このバルドグジ落選がスウェーデン国内にとどまらず、バルセロナ周辺にも波及していたことを示している。
Barca Blaugranesは、アフトンブラーデットの報道をもとに、バルドグジがW杯出場決定時に「不機嫌な様子で座っていた」ことが落選理由になった可能性があると紹介。そのうえで、ポッター監督がSVTスポーツに対し「正直に言って、それは今初めて聞いた話だ。まったく知らなかった。(態度の問題が)私の判断に影響を与えたことは全くない。これはロニーに対して少し不公平だと思う」と否定したことを伝えている。


