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「なぜリリーフ専門投手を追加招集できなかった?」WBC日本の敗因“継投問題”が起きた本当の理由…その対策は「サッカーW杯方式」!? 

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小西斗真

小西斗真Toma Konishi

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photograph byNanae Suzuki

posted2026/03/19 17:02

「なぜリリーフ専門投手を追加招集できなかった?」WBC日本の敗因“継投問題”が起きた本当の理由…その対策は「サッカーW杯方式」!?<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

ベネズエラ戦で第2先発を務めた隅田知一郎。登板した投手は全力を尽くしたが、日本代表に救援専門投手が少なかったことが継投を難しくしたのは否めない

 しかし、想定外のことが起こった。2月に入ってから平良海馬、石井大智、松井裕樹がそろってコンディション不良で辞退。不運なのは、彼らがいずれもそもそも5人しかいなかった救援専門の選手で、追加招集はそれぞれ藤平尚真、隅田、金丸夢斗。この時点で専門職は大勢、松本裕樹と藤平の3人だけになってしまった。

なぜリリーバーを追加招集できなかった?

 代表サイドでは救援専門投手の追加招集に尽力していたという情報がある。しかし、結果としては不発に終わった。「来なさい」という召集ではなく「来てください」という招集である以上、やむを得ないことだが、選手サイドに立った場合、応じきれない大きな理由は「使用球の変更」にあるようだ。

 候補者はNPBから支給された大会使用球(MLB球)を使い、1月の自主トレなどで適応に努める(もちろん任意だが)。しかし、メンバーの発表、つまり自分の選出外が確定した時点でNPB球に戻す。投手の追加招集には再度の適応を求められるわけで、一般的に「滑る」と言われるMLB球でのベストパフォーマンスには、不安が残ると考える投手がかなりいるのが実情だ。

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 では次回大会以降で想定外をも想定内にしてしまうには、どんな対策があるのか。まずはサッカーの「1998フランスW杯方式」である。不測の事態を見越して、ロースターの人数プラスアルファで直前合宿を行うのだ。WBCでも前例はあり、2013年の第3回大会では最終メンバーから6人増の34人を選出。合宿前に1人辞退者が出たため、5人を開幕前に削った。

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