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獅子の遺伝子BACK NUMBER
「え、自分?」中日→西武にトレード告げられ「急いで免許更新に…」26歳が振り返る人生の転機「人見知りが激しくて…西川愛也が声をかけてくれた」
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byNumber Web
posted2025/09/13 11:07
走塁のスペシャリストとして存在感を見せる西武・髙松
「一生出ないかと…」3シーズン目の初ヒット
移籍して3シーズン目となる今年。8月7日の日本ハム戦では移籍後初ヒットも記録した。「一生、(ヒット)が出ないんじゃないかなって思う日もありました」と胸の内を明かした。
「2シーズン、ヒットを打っていなかったんですけど、これほどヒットが出なかったのはプロ野球人生で初めて。早くヒットを打ちたいなって思っていましたからうれしかったです」
ペナントレースは終盤戦を迎える。ライオンズは内野、外野ともに故障者がいるなど厳しいチーム状況にある。内外野を守れる髙松にチャンスが巡ってくる機会も多いだろう。
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「やはりプロ野球選手である以上はスタメンで出て活躍したいです。数少ないチャンスでヒットを打っていかないと、スタメンで使ってみようと思ってもらえません。まずは打撃で結果を出して『今日は髙松を使ってみよう』と思わせるプレーをしたいです」
一瞬の出番のために膨大な準備をする髙松が、次に目指すのは常時出場だ。そして足以外でもチームに貢献したいと願っている。〈前編も公開中です〉

