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久保建英が見た鎌田大地は「良い先輩」、板倉滉は「後ろに(谷口)彰悟さんいるから」 日本代表が語った“仲間との信頼関係”
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama/JMPA
posted2022/12/10 06:00
カタールW杯スペイン戦の日本代表スタメン
ポルトガルの名門スポルティングでも主力に定着した守田。日本が押し込まれた場面での規律ある守備、そしてボール保持時には確かな足元の技術によってチャンスの芽を活かすなど、万能性が求められる現代型ミッドフィールダーとしての存在感を発揮した。
そんな守田は今回のW杯メンバーに選出された際、様々な思いが去来したようだ。
「選ばれる選手と選ばれない選手がはっきり分かれてしまう日が、いつか来る。それは分かっていました。でも実際に26人の名前を見て、もちろん僕が入ったこと自体はすごく嬉しかったし、前向きな気持ちにはなりますが、やっぱり入れなかった選手のことを思うとすごく残念というか……」
守田の主戦場である中盤センターで言えば、川崎フロンターレ時代のチームメートだった旗手怜央、そして原口元気と各国で奮闘している選手も26人の枠には入らなかった。その一方で「個人的には田中碧だったり鎌田大地とはいろいろ話しますし、(遠藤)航くんとも話をする機会は多いです。田中碧は一番、何でも話すというか、それこそ本音なのかなと思いますね」と、中盤でコンビを組む選手たちとコミュニケーションを密に取っていることを明かしていた。
そういった積み重ねが、ピッチ内での連動した判断のベースとなるのだろう。
仮に自分が抜かれても「後ろに彰悟さんいるから」
<名言3>
仮に自分が抜かれたとしても「後ろに彰悟さんいるから」と安心して、躊躇せず相手にアタックする場面も多かったです。
(板倉滉/NumberWeb 2022年6月15日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/853587
◇解説◇
日本代表の最終ラインにおいて、目覚ましい成長を遂げている選手と言えば板倉だ。Jリーグではフロンターレから期限付き移籍したベガルタ仙台で頭角を現し、サッカーファンが驚いたマンチェスター・シティ移籍が発表される。
その後すぐオランダのフローニンゲンに期限付き移籍したものの、着実に評価を高めると続く移籍先のシャルケ(ドイツ)では1部復帰の立役者になった。
「身体が自分よりはるかに大きい相手に、同じタイミングでぶつかっても勝てそうになかったら、相手が準備をしていないタイミングで身体をぶつけるのも1つの手です。あとは、あえて裏のスペースを狙わせたうえで、そこに出てきたパスをカットしようとしたり。オランダの時にはいなかったタイプの選手と戦えたのは、プラスでしたね」
22-23シーズン、ブンデスきっての名門ボルシアMGへと招かれるほど評価は高まり、日本代表における吉田麻也、冨安健洋らのセンターバック序列争いに加わった。
そんな板倉が川崎フロンターレ時代の“先輩”である谷口彰悟への信頼感を口にしたのは、カタールW杯最終予選、1~2月シリーズでのことだ。