また仙台同様、ピッチ外での状況を憂慮する声もあった。

「社長退陣や財政面での不安は、チームに影響を及ぼしそう」（38・男性）

「財政難で残留どころか、存続を最優先に考えなければいけなくなっているように思う」（41・男性）

「クラブの経営状況が好転しなければ、チームの強化は厳しそう」（30・女性）

【3位　湘南ベルマーレ（昨シーズン最終18位）　573票】

　昨季J1最下位の湘南ベルマーレは3位にランクイン。鈴木冬一や齊藤未月といった若手の主力が海外移籍。「補強が足りていない」という意見が圧倒的に多かった。

「主力流出、選手層の薄さが否めない。得点源として期待されるブラジル人選手が未合流というのも気になる」（50・男性）

「昨季にチームを支えていた、若手有望選手の海外・国内移籍の穴埋めが出来ていない」（45・男性）

「チームの中でも飛車角に当たる選手が移籍していて、新しい戦術をゼロベースで構築する必要がありそうだから」（33・男性）

「補強が進んでいないように見受けられるため、今シーズンの過密日程に耐えきれないと考える」（45・男性）

「最下位で6勝とただでさえ厳しかったのに、鈴木と齊藤が抜けた状態で戦うのはさらに厳しいと思う」（34・男性）

　最後に、プラスの面を挙げてくれた読者の声も紹介しておきたい。

「主力が抜けたので厳しそう。ただ鹿島から2人来たのは大きい。特に山本脩斗は勝利の為に何が必要か分かってそう」（18・男性）

「鹿島から加入した山本脩斗の活躍次第では、残留の可能性もある」（41・男性）

鹿島から加入した山本脩斗への期待は大きい　©Getty Images

【2位　アビスパ福岡（J2・2位で昇格）　623票】

　昨季J2・2位で昇格したアビスパ福岡が623点を獲得してワースト2位に入った。1番多かったのは、「J1で戦うチーム編成ではない」という意見だった。

「長谷部（茂利）監督就任1年目で見事に昇格。4-4-2をベースに全ポジションに規律が取れていた。守備面ではそのベースを維持すれば大崩れはしないであろうが、セランテスの抜けたGKにやや不安を残す。遠野大弥が川崎へレンタルバックした穴には、ブルーノ・メンデスや渡大生を補強したが、昨シーズン同様に得点力不足に悩まされると予想する」（25・男性）

「自動降格は4枠と過密日程もこなさなければいけない中で、この選手層では下位4チームから抜け出すのは難しいと思う」（37・女性）

「クラブに財政的な余裕がないので仕方ないが、J1で戦う準備が出来ていない」（28・男性）

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