大田泰示の名言 

松井秀喜の背番号55を継承するなど、大きな期待をかけられた大田。だが、巨人では芽が出なかった。2017年に心機一転、日本ハムへと移籍した大田は「長打力のある右バッターとして中軸を打てるようになりたい」と宣言。その言葉通り2シーズン連続で規定打席に到達し、今シーズンもレギュラーの座を守っている。「結局、プレッシャーって自分で作り出すものなんですよね。だから気持ちさえコントールできれば、何も気にならないはずなんです」。大らかな大田には、北海道の地が水にあったのかもしれない。

Number930号(2017/06/29)