マッシミリアーノ・アッレグリの名言 

2014-15シーズン、アントニオ・コンテの突然の辞任によってユベントスの監督に就任したアッレグリ。「3連覇したチームを受け継いだのだから、4連覇して当然」とのプレッシャーから始まった名門での日々は、2018-19シーズンのセリエA7連覇という形で幕を閉じた。「サッカーに怒鳴り声は必要ない。がなりたてても、選手たちにも何も伝わらない」と語るなどおだやかな印象があるアッレグリだが、当時ユーベに所属していたポール・ポグバに移籍報道が持ち上がると、「覚悟しろ！」とチームから“干す”ことも辞さない姿勢を示した。多士済々がそろうメガクラブを切り盛りするためには、優しさと威厳を使い分ける必要があったのだろう。

Number2015/6/27臨時増刊号(2015/06/13)