稀勢の里の名言
このまま潔く引退するか、こうして横綱に上げてもらったから、ファンの人たちのために相撲を取るか、というのは、いつも稽古場で自問自答していた。
稀勢の里(相撲)
2019年1月、大相撲初場所は異様なムードに包まれていた。稀勢の里が進退を懸ける場所を迎えていたからだ。しかし御嶽海、逸ノ城、栃煌山に3連敗を喫し、ついにその時はやってきた。約17年間の土俵人生を終えた“たたき上げ”の男は引退会見で「私の土俵人生において、一片の悔いもございません」と語るとともに、「けがをする前の自分には戻れなかった」と無念さも垣間見せた。
Number971号(2019/01/31)
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