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ドキュメント映画で蘇る天龍源一郎、最後の激闘。~濃厚な人生が詰まった、オカダ戦までの10カ月~
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph byFree man OFFICE
posted2017/02/01 16:30
作品について天龍は「様々な生き方の形態として、映画を通して感じ取っていただけたら」。
激闘40年。あの“ミスタープロレス”天龍源一郎が再び蘇る。
天龍が「革命終焉」と銘打って引退試合を行なったのが一昨年の11月15日。大相撲の殿堂、東京・両国国技館だった。その引退1周年を記念した天龍プロジェクト制作のドキュメント映画『LIVE FOR TODAY―天龍源一郎―』が、67歳の誕生日(2月2日)に合わせて、2月4日から新宿武蔵野館、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国で順次ロードショー上映される。
監督は『ほしのふるまち』、『通学電車』などの川野浩司。ナレーターは『ヒミズ』などの俳優・染谷将太。天龍が'15年2月9日、後楽園ホールで天龍プロジェクト代表の愛娘・紋奈さんを伴って引退表明した当日から、オカダ・カズチカ(新日本)とのラストマッチまで10カ月間の引退ロードにカメラが密着した。腰部脊柱管狭窄症の手術からカムバック、最後の力を振り絞る姿を克明に捉えた迫真のドキュメントだ。