かつて吉田沙保里を2度も苦しめた女子レスリングの村田夏南子が、53kg級でMMAへ。『RIZIN.1』（4月17日名古屋・日本ガイシホール）で、ナタリア・デニソヴァ（ロシア）を3－0の判定で撃破して白星デビューを飾った。

　柔道では全国中学校大会で優勝。将来を嘱望されながら、ルール変更の影響で高校進学とともにレスリングへ正式に転向した。階級は吉田と同じ55kg級（当時）。吉田が不出場の全日本選手権では優勝するなど次世代のホープとして期待されたが、大学卒業を機に村田はMMA転向を選択した。UFCで爆発的な人気を誇るロンダ・ラウジーへの憧れが強くなり、自分でもやってみたくなったのだ。