2人ともJ1残留に導けるか。

　瀬川祐輔は24歳、坂圭祐は23歳。

　2人ともこれからさらに伸びて行く有望株だけに、この濃密な駆け引きはこれから先、さらに濃密になるだろう。次に顔を合わせた時は、どちらに軍配が上がるのか。湘南vs.柏の楽しみがさらに増えた。

　そのレベルをさらに上げるためには、2人が所属クラブをJ1残留させる原動力となることも期待したい。瀬川は駆け引きの質を向上させつつ、残留を決めて大きな自信をつかめるか。坂はまず横浜F・マリノスとのルヴァンカップ決勝でチームに新たなる歴史を刻み、リーグ戦残り試合でも奮闘できるか。

　2人は次なるバトルが来るその時まで、それぞれの戦いでその“技”を磨いていくはずだ。