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170cmの体でIWGPに挑戦した、
石井智宏の突貫プロレス人生。
~敗れたが、いまや新日のベスト4~
posted2018/10/16 07:00
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph by
Getty Images
「人生、山あり谷あり」
170cm、100kgそこそこの小兵で、新日本の看板ベルト、IWGPヘビー級王座に挑戦。持ち前の突貫ファイトで王者をあと一歩まで追い込んだ。30分55秒、王者ケニー・オメガの必殺技「片翼の天使」に沈んだものの、あっぱれな負けっぷりだった。1996年11月に天龍源一郎のWARでデビューし、キャリア22年。石井智宏のことだ。
石井は8月4日の大阪大会、G1クライマックスのBブロック公式戦でケニーに勝利した。その実績を評価され、9月15日の広島サンプラザでIWGPヘビー級王座に挑戦。しかし、王者ケニーのリベンジファイトにやられ、無念の敗北。初戴冠はならなかった。これで両者の通算対戦成績は、5戦して石井の2勝3敗。第6ラウンドの新たなバトルドラマが始まる。