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ハミルトンとロズベルグが再び激突。
死亡事故から2年で、既に安全軽視!? 

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尾張正博

尾張正博Masahiro Owari

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photograph byHiroshi Kaneko

posted2016/07/31 07:00

ハミルトンとロズベルグが再び激突。死亡事故から2年で、既に安全軽視!?<Number Web> photograph by Hiroshi Kaneko

ハンガリーGPでの表彰台に立つロズベルグとハミルトン。チームメイト同士でチャンピオン争いをするのは良いが、事故だけは起こさないで欲しいもの。

165kmのコーナーを145kmで走り抜けたロズベルグ。

 FIAのデータによれば、ダブルイエローが出ていた8コーナーの、通常の通過スピードは時速165km。20km減速していたロズベルグは、数十メートル先にマシンが止まっているかもしれないコーナーを時速145kmで通過していったのである。

 ビアンキが天に召されたのは昨年の7月17日。

 昨年のハンガリーGPではレース前にドライバーとチーム関係者が全員で黙とうを捧げていた。

 今年のハンガリーGPでは何も起こらなかった。

 今回の論争をビアンキは天国からどのような思いで見ていたのだろうか。

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ニコ・ロズベルグ
ルイス・ハミルトン
ジュール・ビアンキ
FIA

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