自由な走りをサポートする優れたホールド性。

奥山　うわっ、こりゃあまた個性的な色ですね……。僕は前からサロモンのシューズって色味が美しいと、感じていたんですよ。

高　うん、俺もそう思う。これはグラニーグリーンというカラーだけどサ、他メーカーだともっと派手なイエローにしちゃうところを、サロモンは明るい黄緑っぽく仕上げるのがいいよね。その他、渋いブラックもあるけど、ブルーなんて鉱石のような碧味がかっていてキレイだよ。また、トマトレッドとネーミングされた赤なんて、キレイを通り越して美味しそうだよ。ま、第一印象が良くて何よりだ。んじゃあ早速ソイツを履いてみなよ。

奥山（ゴソゴソ……シューズを履く）う～む、なんか、足の側面から甲にかけて、すっぽりと包まれるみたい。凄くフィット感がありますね。

高　ふふん、そのとおり！　いつものコースを外れて自由に走ると、急なアップダウンや階段に遭遇するだろ!?　そんな突然のリスクから足を守るために、サロモンは骨格や筋肉の動きを徹底的に分析したんだ。アッパー内部のタン全体は、底から伸びている伸縮性のある素材で出来ているんだよ。ソイツが足全体を包み込むおかげで、ランニング状況にかかわらず優れたホールド性を実現しているんだよ。

奥山　ふむふむ。それに加えてサロモンのアイデンティティでもある、アッパー外部のデザイン＆構造も注目なんでしょ!?　両サイドのラインがそのままクイックレースが通るリングに繋がっているから、足甲全体がよりフィットするんですね。（※タイトル横のイメージカット参照）

高　おっ、わかってるじゃん！

奥山　このクイックレースを絞ると、足とシューズが一体化したみたいです。この感覚は今までのランニングシューズにはない、まったく未知なる感覚ですね。

抜群のグリップ力でリスクを回避する！

高　よし、次は実際に走ってみようゼ！

奥山　は～い。ちょうど事務所のまわりにはアップダウンが豊富ですから！　んじゃあ行ってきま～す。

高　ガシガシ走っていいゾ！

奥山 （ハアハア、ゼイゼイしながら戻ってくる）いやぁ、久しぶりのランニングは、やっぱり疲れますね。

高　息が上がってヤバそうじゃん。

奥山　でもね、四谷3丁目方面に抜ける裏道に入ったら、意外と階段があったりして、とても面白かったですよ。

高　そうそう、そういう発見がこの新しいランニングの魅力なんだよ。

奥山　その階段を降りている最中に、このソニック プロの性能を実感しましたよ。コイツを履いた直後は「なんか、硬いなぁ」というのが第一印象。でも、階段を駆け下りた時には、ソールのクッションがしっかりと衝撃を吸収してくれるのを痛感しました。このシューズは、足首や膝への負担が少ないですね。

高　しかも、ホールド性も高いから、アップダウンや段差を走っても、足の動きにシューズが追従するだろ!?

奥山　ソールのグリップ力が強いことも相まって、まるで裸足でしっかりと大地を捉えているみたいでしたよ。

高　ソールは3層になっているんだ。いちばん内側の超軽量のミッドソールフォームは、レスポンスの良いリバウンド性能と優れた耐久性能を両立。真ん中のミッドソール素材が、衝撃を軽減するんだよ。で、都市部のサーフェスを考慮したパターンを搭載したアウトソールが、路面状況や天候に左右されないグリップ性能を発揮するんだ。

奥山　なるほど。知らないコースを走るって、ウキウキする反面、不安な要素もあるじゃないですか。そういうリスクからランナーを守るための性能が、このソニック プロには凝縮されているんですね。

高　そうだね。“ストレスフリー”という性能がソニック プロの魅力であり、それがランニングの可能性を無限に広げるんだよ。奥山はよく取材や打ち合わせで出張に行くだろ？　知らない街の知らない道をこのソニック プロを履いて走れば、きっと楽しいと思うよ。

奥山　わっかりました～。明日からハワイに出張なんで、楽しく走って来ま～す。高さんは事務所で20ページ分の原稿よろしく！

高　がちょ～ん。