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ブンデスリーガを数字で見る。
ドルトムントの走行距離に変化アリ。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byTadashi Shirasawa
posted2015/11/05 14:30
香川真司の所属するドルトムントはポゼッション型に移行していることが数字からはっきり見て取れた。
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」。
中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!
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●今週の目次
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【1】ブンデスリーガ第10節:ドルトムントvs.アウクスブルク
香川真司「やっているサッカーも魅力的でホントに充実している」
【2】ドイツカップ2回戦:ドルトムントvs.SCパーダーボルン
香川真司「インサイドハーフでもタイミングよく前に入れている」
【3】10試合を終えて……数字で見るブンデスリーガ!
~トゥヘル・スタイルでの変化? ドルトムントの走行距離~
○●―――――――――――――――――――――――――――――――●○
【3】10試合を終えて……数字で見るブンデスリーガ!
~トゥヘル・スタイルでの変化? ドルトムントの走行距離~
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ここで、ブンデスリーガ第10節までの各チームのデータを紹介する。
<平均走行距離>
1位 マインツ 118.4キロ
2位 ボルシアMG 117.2キロ
3位 ケルン 115.4キロ
3位 ヘルタ 115.4キロ
5位 ハノーファー 115キロ
6位 インゴルシュタット 114.3キロ
レバークーゼン 114.3キロ
シュツットガルト 114.3キロ
9位 ホッフェンハイム 114.1キロ
ハンブルガーSV 114.1キロ
11位 シャルケ 113.6キロ
12位 ダルムシュタット 113.1キロ
13位 フランクフルト 112.8キロ
14位 ヴォルフスブルク 112.4キロ
15位 ブレーメン 111.9キロ
16位 ドルトムント 111.8キロ
17位 アウクスブルク 111.2キロ
18位 バイエルン 110.7キロ
◇ ◇ ◇
<平均ボール支配率>
1位 バイエルン 67.6%
2位 ドルトムント 58.3%
3位 ヴォルフスブルク 56.2%
4位 レバークーゼン 55.3%
5位 ボルシアMG 53.4%
6位 シャルケ 52.2%
7位 フランクフルト 49.8%
8位 シュツットガルト 49.5%
9位 ヘルタ 48.6%
10位 アウクスブルク 48.3%
11位 ハンブルガーSV 48%
12位 マインツ 47%
13位 ホッフェンハイム 45.8%
14位 ハノーファー 45.5%
ケルン 45.5%
16位 ブレーメン 45.4%
17位 インゴルシュタット 44.9%
18位 ダルムシュタット 34.5%
◇ ◇ ◇
バイエルンがボール支配率で圧倒し、ほぼ相手陣内で試合を進めているからこそ、走行距離が短くなっているのは例年通り。これまでと大きく異なるのは、ドルトムントのデータだ。リーグを連覇したときにはその豊富な運動量と走行距離の長さが話題になることが多かったが、今シーズンの場合は走行距離が3番目に少なく、ボール支配率は2番目に高い。トゥヘル監督が就任してからポゼッション型のサッカーに移行していることがはっきりとわかる。