ヤクルトは投手主体だが、オコエも。

　ヤクルトは圧倒的な強打線とリーグ4位の投手陣という対照的な陣容を抱えている。今ドラフトが投手主体になるのは間違いないが、即戦力狙いか将来性狙いか難しい。シーズン中盤以降に復活した館山昌平、杉浦稔大が来季は計算できるので、緊急に即戦力が必要と言うわけではない。と言って高校卒は現在、由規、村中恭兵、赤川克紀（戦力外）、平井諒、八木亮祐と全滅状態なので信頼が乏しい。

　難しい選択を迫られているが、将来性と即戦力の要素を持ち合わせている高橋純平の入札が誰の目にも最も納得がいく。

　個人的には超一流の外野手に育つ可能性のあるオコエを獲得して、オコエ、川端、山田という打線を見てみたい。ヤクルト外野陣は現状でも左翼バレンティン、右翼雄平は決まっているが中堅が定まっていないので、可能性は十分ありそうだ。

◆12球団の1位入札予想
　楽天　　　　　平沢大河    （遊撃手・仙台育英高）
　DeNA　　　　小笠原慎之介（投手・東海大相模高）
　オリックス　　岡田明丈    （投手・大阪商業大）
　中日　　　　　高橋純平    （投手・県岐阜商高）
　西武　　　　　オコエ瑠偉  （外野手・関東一高）
　広島　　　　　上原健太    （投手・明治大）
　ロッテ　　　　今永昇太    （投手・駒沢大）
　阪神　　　　　高橋純平    （投手・県岐阜商）
　日本ハム　　　高橋純平    （投手・県岐阜商）
　巨人　　　　　小笠原慎之介（投手・東海大相模高）
　ソフトバンク　高橋純平    （投手・県岐阜商）
　ヤクルト　　　高橋純平    （投手・県岐阜商）